●国際ライラセミナー参加報告●
新世代ライラ友の会 谷山 直之

 2007International RYLA(アメリカ合衆国ユタ州ソルトレイクシティ:University of Utah 23カ国参加)を受講して、指導者による指導者のための指導者セミナーという印象が強く残りました。
 カウンセラー(ロータリアン)が1グループに1人ついて1グループ約8人程度で構成されています。
参加者にはローターアクトが多く参加していました。日本からは東京都、京都府、大阪府、愛知県、から合計7人参加しました。
 セミナー初日の午前中は、受講生全体のアイスブレイク(緊張をほぐすためのコミュニケーションの場)で市内観光を行ないました。そこでは、移動を電車で行ないグループに関係なく親睦を深めることが出来
ました。午後は講堂で開会式とオリエンテーションを行ない、グループ内で自己紹介を行いました。
 10回程度の分科会があるのですが、毎回1時間程度講堂で説明を開いた後、センターハウスに移動して分科会を行います。分科会では、RYLAの6つの「C」、Courage(勇気)・Confidence(信頼)・Charisma(特殊能力)・Communication(コミュニケーション)・Commitment(約束)・Character(品格)について話し合いました。私の分科会は、どの「C」が一番指導者に必要なのかを話し合いました。
 次に自己啓発を目的として2人一組になり、自分自身を見つめ直すことを目的として、人から見た自分、内面的な自分、あなたから見た自分、自分の可能性の4項目を紙に書いてそれを元に話し合います。
 危機管理を目的として、Flight232という飛行機事故を元にグループ内で、リーダーシップのスタイルにつついて話し合いました。Authoritarian(独裁)・Consultative(相談)・Democratic(民主)・Laissez-faire(放任)・Proactive(積極的)・Reactive(反発)について話し合いをし、どのスタイルが自分にあっているか、そうなりたいかを話し合いました。
 分科会以外では基調講演が4回行なわれました。特に印象強かった事はSonny Brown氏(初代国際RYLA委員)と直接話すことが出来、名刺を渡したところ新世代ライラ友の会にはとても興味があるとの事でした。
 そのほか、親睦と国際理解を目的とした母国語でのスピーチを、当地区新世代ライラ友の会副会長 服部成浩君が行ない、愛知県について、ライラ友の会についてスピーチしました。
 さらに、各国の参加者でまとまり国のアピールを行ない、日本チームは日本語の挨拶、相撲の土俵入り、浴衣について説明をし、最後に折り紙で日本の文化を伝えてきました。
 今回の2007Intenational RYLAを受けて、改めてロータリークラブの青少年育成活動のすばらしさを実感することができました。ロータリアンがともに食事し、受講し、寝泊りし行動したことや、世界各国のロータリークラブが参加者のサポートをしていること、そして何より第2760地区:斉藤直美ガバナー、加藤康治新世代委員長、熊沢勝則ライラ委員長をはじめとする、私たちをサポートしてくださった皆様からの多大なる恩顧と高恩に感謝をいたしまして、セミナー受講の御礼と報告とさせていただきます。
ありがとうございました。