【グローバル補助金事業 補助金番号 GG1525197】
2015年4月29日から5月17日までRI3310地区(シンガポール、ブルネイ、マレーシアの一部)のボルネオ島コタキナバルに専門家チームを派遣し、現地の医療関係者に「(院内)感染予防の管理」についての研修を行ってきました。
<派遣メンバー> 合計7名
中村 敦 名古屋市立大学病院 教授
浅井雅美 大同病院 小児科部長
若杉健弘 名古屋市立大学病院 消化器外科医師
田村秀代 名古屋第二赤十字病院 看護師
木下輝美 藤田保健衛生大学病院 看護師
塩田有史 名古屋市立大学病院 薬剤師
朝岡みなみ 名古屋市立大学病院 薬剤師
コ タキナバルの中核病院であるエリザベス病院を中心に感染症の予防管理について2週間余りの実地研修を行いました。感染症予防管理のシステムや取り組み方、 個々の対策、手段などについて現地と日本との違いを確認しながら、また相互の意見を尊重しながらよりよい感染症管理のあり方について医師、看護師、薬剤師 それぞれの立場から意見を交換してきました。また、エリザベス病院から車で2時間余りの二つの地方病院(ラナウ病院とスピタン病院)でも研修を行い、それ ぞれの病院での感染症管理体制や中核病院との連携などについて視察、研修を行ってきました。
また現地での研修をフォローアップすることを目的に、5月18日から24日まではエリザベス病院の医師1名、看護師2名を招聘し、当地区内の4病院で同様に研修を行いました。
研修の成果はマレーシア政府健康保健局の感染症予防に関するワーキンググループにも報告され、今後の医療サービスの向上に役立てられる予定です。
グローバル補助金 US$25,000
DDF US$25,000
合 計 US$50,000
現地3310地区ガバナー主催の歓迎パーティ |
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クィーンエリザベス病院での研修(1) |
クィーンエリザベス病院での研修 (2) |
ラナウ病院での研修 |
国内研修の様子(1) |
国内研修の様子(2) |
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研修を終えて(名古屋第二赤十字病院屋上にて) |
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両地区の派遣メンバーと近藤ガバナー |