被災高校生支援委員会
被災地訪問をして・・・part 3
地区被災高校生支援委員会 副委員長 浜 洋一
4 月18 日( 土) 平年より10日ばかり早目の・・・まるで我々の訪問に合わせてくれたかのような満開の桜を新幹線の車窓から眺めながら盛岡駅に到着しました。
早速、ホテルにて第3回被災支援2地区合同会議開催です。
加藤ガバナーエレクト、千田パストガバナー、2520 地区小野寺パストガバナーの挨拶に続き活動報告及び来年のクロージング事業の協議等、密度の濃い会議・・・皆様、少しお疲れ!
夕刻は、恒例の合同懇親会です。相変わらず東北の酒は旨い!そして皆様よく飲む。
翌19 日( 日) 第2520 地区の地区大会にフルアテンド。
1 クラブで、メンバー数1 人のクラブが有ることに驚きました。来年は増員だそうです。
20 日( 月) いよいよ被災地めぐり第3 回目です。
今回で、我々が支援させて頂いている被災地全ての訪問終了です。パストガバナーの小野寺さん千田さんもご一緒です。
ホテルよりバスで3 時間、最初の目的地の大槌町に到着。大槌RC の方々の案内で被災地視察・・・まだまだ復興にはほど遠いです。
その後、隣の山田町へ!山田RC の例会に参加。被災状況の説明を受けながら昼食・・・新しい街造りの希望に燃えておられました。
又、バスに揺られて峠越え、リアス式海岸は入り組んでいて殆ど平坦な土地が有りません。山か海か・・・津波の被害も増幅されます。
その中でも比較的大きな漁業の町、宮古市に到着・・・しかし、岩手は広い!
ここで、田老地区にて語り部の話を・・・マスコミ非公開のビデオにショックを受けながら現地で聞く話は、まるで今にも津波に襲われるんではないかと思うようなリアル感・・・心が痛い!
ここでは、てんでんこ(地震が来たら、親も子もなく自己責任で、てんでんばらばらに逃げる)と言う教えが有るそうで、自分の命は自分で守ると子供でも理解しているそうです・・・自然と共に生きて行くことは厳しい事ですね。
夕刻は、宮古RC 様が歓迎例会を開催してくれました。例会場の一階はまだ津波に飲まれたままでした。
翌、21 日( 火) 宮古より、あまちゃんで有名になった三陸鉄道で田野畑村へ此方でも語り部の方に被害状況や現状をご説明頂きました。津波がなかったら風光明媚なすばらしいところです。その後3 時間かけ雪の残る山道を走り盛岡駅に・・・皆様ご苦労様です。
まだまだ復興には時間がかかりそうですが、皆様前向きに、明るく頑張っておられました。高校生たちもあと1 年、勉強に部活に・・・夢に向かって、頑張れ!