ロータリークラブ(国際ロータリー第2760地区 ROTARY International District 2760)

地区委員会活動報告

ロータリー財団委員会

2014~2015年度 財務評価報告書

2014年度地区ロータリー財団監査委員会
〈委員長〉 片山 主水 〈委員〉 伊藤 鶴吉 〈委員〉 笠松 栄治

地区ロータリー財団監査委員会は、2014年度の当地区の補助金管理について、国際ロータリーのロータリー
財団の定める指針に従い、年次財務評価(財務管理計画評価及び実施評価)を行いましたので、
その結果を、次の通り報告します。

財務評価主文

当委員会は、本年度の財務管理計画の作成及びその実施は、次の通り、適正になされているものと認めます。
(1) 地区においては、ロータリー財団の定める指針及び「地区補助金とグローバル補助金―授与と受諾の条件」の定めるところにより、「地区財務管理計画」が適正に作成され、これに従い、財務管理が適正に遂行・実施され、補助金に関する最終報告書は正確に収支の状況を表示している。
(2) 地区内参加各クラブにおいては、「地区財務管理計画」及び「クラブの参加資格認定:覚書(MOU)」に基づき、適正に「クラブ補助金管理計画」が作成され、その計画と地区の指導と支援のもとで、効果的なプロジェクトが選択・実施され、これに関する報道・報告書類の保管及び会計帳簿・証憑等の処理・管理並びに補助金の使途・使用・管理等は適正に実施・処理されている。

調査に関する事項

【 調査書類・参考資料 】
● 地区財務管理計画書(地区ロータリー財団補助金制度ハンドブック)
● 地区補助金・グローバル補助金事業活動報告書 ● 地区補助金申請・実績一覧(支払額・返金額)
● クラブ地区補助金申請書 ● 同最終報告書(帳簿・預金通帳・領収書等の添付書類を含む)
【 調査方法 】 委員3名による各8から15件のクラブ提出の最終報告書の無作為抽出法による。
【 調査期間 】 2015年7月22日~9月17日(各2~4日)

参考意見

● 地区ロータリー財団補助金制度ハンドブックが、地区財務管理計画書を兼ねるものであることをハンドブックの表紙裏等に記載されることを要望する。
● 地区補助金の収支に関する地区最終収支報告書(クラブからの返金を含む)の年度終了後早期の作成を望む。
● 補助金事業(地区補助金・グローバル補助金)一覧表(内部資料)に備考欄・検討欄の増設を望み、両欄にチェック欄・問題点・合格点等の内部チェックが記載されていれば好都合である。
● 地区担当委員会による各クラブへの簡潔な「クラブ補助金管理計画書」の作成の指導をお願いしたい。
● 地区補助金・クラブ拠出金割合に関する2分の1地区ルールについては案件の事情により柔軟に適用されたい。