ロータリークラブ(国際ロータリー第2760地区 ROTARY International District 2760)

地区委員会活動報告

被災高校生支援委員会

被災高校生支援事業報告

hk20151030-1.jpg被災高校生支援委員会 委員長 本多 満

11月に開催された2760地区地区大会に併せて行わられた、2520地区(岩手・宮城)との合同会議、地区大会2日目の被災高校生支援事業中間報告、12月に開催されました盛岡での「ふれあい昼食会」について報告致します。

1.合同会議懇親会の報告

10月30日(金)レストラン「バロン・ザ・ステーキ」において2520地区小野寺パストガバナー、金沢会長他12名、2760地区千田パストガバナー、名古屋東RC・増田会長はじめ、被災高校生委員会メンバー12名の合計24名で会議を開催しました。議題は12月に盛岡で開催する「ふれあい昼食会」の会議、懇談会の内容について打ち合わせしました。奨学生とサポートRC、NPOと当委員会メンバーと親しく懇談できるように、設営の準備することを確認しました。また記念品としてボールペン(個人名入り)、加藤ガバナー、各クラブ会長のメッセージを贈ることを本多委員長より説明しました。

2.地区大会での中間事業報告

11月1日(日)地区大会2日目、ウェスティンナゴヤキャッスルにて千田パストガバナーより事業の概略説明があり、2520地区小野寺パストガバナー、二戸RC金沢会長他が登壇され、被災高校生支援事業の奨学金授与(6回目)が終了し、残りは「ふれあい昼食会」、クロージング事業(対奨学生、対RC、NPO)を3月末までに終えることになり、無事に事業が終了に向け進んでいることの説明がありました。また2760地区のRCメンバーの皆様の協力で本事業が成功裡に終わる予定であると、感謝を述べられました。

3.12月盛岡「ふれあい昼食会」の事業報告

12月5日(土)ホテルメトロポリタン盛岡・本館において奨学生5名、サポートRC,小野寺パストガバナー他4RCより8名、2760地区千田パストガバナー他 委員会 8名 合計21名で開催しました。

「ふれあい昼食会」の概要

1)二戸RC 被災高校生支援委員会、田中委員長の開会のことば、二戸RC 金沢会長の主催者挨拶で会が始まりました。出席者全員の紹介が司会者・中田さんより行われました。皆さん最初は緊張していました。

2)本事業を設立した思いを、千田パストガバナー、小野寺パストガバナーより説明がありました。千田パストガバナーは、東日本大震災で被災した若者に、奨学金で支援することと、こころの交流を行うことで、支援する人と、支援を受ける人が、互いに顔のわかる事業にしたいとの思いで、この事業を提案したことを話されました。本日の「ふれあい昼食会」はこころの交流事業の一つとして開催されたこと、嬉しく思いますと述べられました。また小野寺パストガバナーは、2520地区は2県にまたがっているため、事業の継続を保証するため、二戸RCが窓口となり、被災地のRC、NPOが奨学生との窓口となる仕組みを作り、今日まで大きな問題もなく事業がおこなわれたと説明されました。またサポートクラブの協力で「ふれあい昼食会」が開催できたことを感謝しますと述べられました。

3)記念品はボールペン(個人名入り)と、2760地区加藤ガバナー、各クラブ会長他のメッセージ、お土産(千田パストガバナー提供)が奨学生に贈呈されました。

4)昼食会が始まり、それぞれのテーブルで、奨学生を囲んで話し合いが行われました。奨学生のスピーチでは、高校生活の部活の話、今後の進学、就職の話が生き生きとして生活し、進路に希望を持っていることがよくわかりました。サポートRCからも、奨学生に激励の話があり、今後の生活で、社会人として、社会に貢献できることを、期待していると述べられました。今回参加できなかった、奨学生と、お母さんからの手紙があり、高校生活に忙しい状況で、参加できず残念であるとの言葉と、奨学金、心の交流に感謝が述べられています。参加者が少なかったことは、主催者として時期選定が適切であったか反省することがありますがしかし「ふれあい昼食会」は満足できる内容で、意義ある会が開催できたことを報告させていただきます。

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