青少年交換委員会
青少年交換プログラム INBOUND研修旅行』報告
地区青少年交換委員会 委員 吉岡 秀記
今年2760地区はアメリカ、ブラジル、スイス、フランスから9名の留学生(男4名、女5名)を受け入れています。8月の来日以降、地区では毎月1度オリエンテーションを行っている。日本でのホストファミリーでの生活や学校での出来事などをヒアリングしアドバイスしている。早く日本に馴染み、留学生活を充実したものにして欲しいものである。次第に留学生たちは日本語が上達しており、簡単な会話であれば日本語で出来るようになってきた。これは本人の努力もさることながら、ホストファミリー、通学している高校の先生方、ホストクラブの方々のおかげと感謝しております。
留学生たちが日本滞在中で最も楽しみにしている催しの一つが、12月の東京研修。12月6日から8日まで、地区青少年交換委員、Rotex、帰国生を含め23名が参加。
初日早朝、名古屋駅に集合。誰ひとりとして遅刻せず、幸先の良い滑り出し。新幹線で一路東京へ。晴天に恵まれ、世界遺産ザ・マウント・フジが全景を現わすや、留学生たちは車内で大歓声。東京に着くと、国の重要文化財、赤レンガ造りの東京駅前で記念撮影。当地区Rotex、留学生、帰国生は、浅草寺で東京2750地区のRotex率いる留学生たちと合流。建築時にはギネス世界記録を持つ東京スカイツリーでは、レベルの高い交流会となった。
二日目は待ちに待った、クリスマス色に輝く東京ディズニーランド。Rotexが留学生、帰国生をグループ分けし終日引率。夕暮れ時、シンデレラ城がプロジェクションマッピングで踊り出すと気分は最高潮。学生たちの興奮冷めやらず、ホテルに戻ってからも延々朝までトーク。
翌朝は誰も遅刻せず集合できた、驚いた。最終日は東京ディズニーシー。本拠地にも無いシーはアメリカからの留学生も終日ハイ・テンション。帰路新幹線でディズニーの被り物を付けたまま眠る学生たち。世界の仲間たちと過ごした思い出をお土産に、中身の濃い東京研修は終了。世界の未来を担う若い世代の草の根交流を支える、ロータリアンの青少年交換プログラムは日頃大変労力を要するが、安心して眠る学生たちの寝顔に活力をもらえた。