被災高校生支援委員会
2015‐16年度 「地区被災高校生支援委員会事業」報告
地区被災高校生支援委員会 委員 笹野 暢宏
3月26日(土)に仙台国際ホテル内会議室において、2015-16年度 被災高校生支援委員会の事業報告会が2520地区の関係者と共に合同で開催されました。4年前、盛岡の地でスタートしました被災高校生支援委員会の事業も、最後の会議を仙台の地で迎える事となりました。会議の中で、2520地区の小野寺ガバナーから「5年前の東日本大震災で被災された、当時中学生だった子ども達も2760地区の皆様のご支援のおかげをもちまして無事ご卒業されました」とご報告をいただき、千田パストガバナーからは2520地区の二戸RCを始めとしてサポートRC,NPOに対して本事業の協力に心から感謝を述べられました。また各クラブの担当者及び関係者の方々から34人の生徒達の卒業報告をいただき、会議が無事終了いたしました。
また子ども達の厳しい状況から徐々に明るさを取り戻していった話を、2520地区関係者が各々の熱い想いを乗せて報告しました。そして、昨年12月に被災高校生達との面談において、高校生達が今後の自分の向かうべき道をしっかり決めており、その決意についても熱く語っていたことで、この事業の重要性を再認識いたしました。その後の懇親会では、加藤ガバナーが参加され、被災高校生支援委員会 本多委員長を始めとする委員会メンバーと2520地区の皆様とで、本事業について夜遅くまで語り明かした事もご報告させていただきます。2日目は2520地区の地区大会に出席し、千田パストガバナーが被災高校生支援事業について菅原ガバナーから表彰され、千田パストガバナーから、2520地区の二戸RCを始めとした各サポートクラブの3年間にわたる協力に対して感謝を述べられました。
また地区大会に合わせて3月26日特別研修セミナーが開催され、斉藤直美RI理事エレクト(パストガバナー、豊田RC所属)が『これからのロータリー』をテーマとして、ご自身のRC体験をユーモアをまじえて,講演されました。たくさんのロータリー会員の笑いを誘い、和やかな雰囲気の講演となり、好評をえて終了しことを報告させていただきます。