ロータリークラブ(国際ロータリー第2760地区 ROTARY International District 2760)

月信WEB

2016年8月号

ガバナーメッセージ

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国際ロータリー第2760地区 ガバナー 服 部 良 男

 今年一月のサンディエゴの国際協議会で、ジョン・ジャーム会長は、Rotary Serving Humanity をテーマにかかげました。「人類に奉仕するロータリー」と訳されています。会長は発表の中で、ロータリアンは困っている人がいたら、背を向けず手を差し伸べる、そして仲間のロータリアンと一緒に行動する、それがロータリーですと説明されたことがとても印象的でした。彼の想いは、Rotarian
must be serving for people every day.「 ロータリアンは毎日奉仕し続けましょう」ではないかと思います。
 ジョン・ジャーム会長のこのスピーチを聞いて、Be The Rotarian, Find A Rotarian. ~真のロータリアンになろう、ロータリアンを見つけよう~ という言葉を思い出しました。実はこれは、私が会長をした2011-12 年度岡崎ロータリークラブの会長方針であります。
この私の方針は、アーサー・フレデリック・シェルドンの 1911 年に書いた、「奉仕の哲学」を読んで、One Profits Most Who Serves Best. ( 最も奉仕するもの、最も多く報われる) を理解して、「奉
仕活動をしましょう」という意味を込めたものでした。それ故にジョン・ジャーム会長の想いと同じということで今年度の地区方針とさせていただきました。
 今回国際協議会でジョン・ジャーム会長から学んだことは、ロータリーのブランドである、中核的価値、① Fellowship(親睦)② Integrity( 高潔性) ③ Diversity(多様性) ④ Leadership(リーダーシップ)を再認識して、⑤ Serving ( 奉仕活動) を通じて、人びとを笑顔にしましょう。そうするとその人たちの笑顔が 我々ロータリアンの笑顔になるということでした。
 奉仕は、理念ではなく、人が人を笑顔にする活動です。別な言葉で言えば、毎日の笑顔の共有のために奉仕し続けることが真のロータリアンです。そして真のロータリアンは地域の人びとと一緒に奉
仕活動をして、ロータリーのブランドを知ってもらい認知度の向上を目指します。 
 各クラブは地域の課題に向き合い、地域に良いコトをして、そのことを地域の人に広報して、公共イメージの向上を目指します。又、多くのロータリアンに新たな奉仕活動に参加してもらい、笑顔の
共有を体験してもらう、そういうことが会員の退会防止や会員増強にもつながるのではないでしょうか。 
 真のロータリアンになって、新しいロータリアンを見つけましょう。