ロータリークラブ(国際ロータリー第2760地区 ROTARY International District 2760)

月信WEB

2016年11月号

第4回「ワールド・フード+ふれ愛フェスタ」報告

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WFF実行委員会 委員長  加藤陽一

今年も当2760 地区が主催するチャリティーイベント「ワールド・フード+ふれ愛フェスタ」(WFF)が10 月22 日と23 日の2 日間に渡って華やかに開催されました。第4 回目を迎えた今回は、「ロータリー財団100 周年」をお祝いする記念すべきイベントです。
 名古屋市内の中心にある久屋大通り公園の会場(8,000㎡)では25 軒の専門料理店や18 軒の工芸品店が立ち並び、また3 か所に設けたステージではブラジル・サンバやアフリカのドラムなど各国の踊りや歌が披露され、世界の異文化で会場は賑わいました。さらに、ロータリアンの憩いの場として設けたロータリー広場では地区内から分区毎にご出店いただき、工夫を凝らしながらご当地自慢の料理や特産品で来場者を楽しませていただきました。
 今回もローターアクトの皆さんはチャリティーバザー、米山記念奨学生たちはドリンクブース、RYLAのメンバーは綿菓子の販売、交換留学生インバウンドのメンバー10名はステージで活躍してくれました。そして250名を超えるインターアクトの皆さんは広い会場内のゴミ清掃で大活躍でした。第1回WFFからインターアクトの皆さんはじめ若者達が見せてくれる「笑顔で奉仕」の精神は来場者に大きな好印象を与えてくれています。まさに「公共イメージの向上」を体現してくれています。我々ロータリア
ンたちも負けてはいられません!
WFF_all.jpgのサムネイル画像 さて、今回は『ロータリー財団100周年』の記念事業です。台湾からはゲーリー・フアン元RI会長(現ロータリー財団管理委員)、埼玉からは北清治元RI理事(現ロータリー財団管理委員)がこのイベントのためだけに会場にきていただきました。当地区の斎藤直美RI理事や服部地区ガバナー、多くのパストガバナーやロータリアンの仲間たちとお二人をお迎えできたことは嬉しく思います。さらにインドネシア(3410地区)からパストガバナー2名とガバナーノミニーを含めて計10名、フィリピンからは3830地区と3780地区を合わせて計18名、そ
して韓国ソウル(3640地区)から地区社会奉仕委員長もお祝いに駆けつけてくれました。その他にもドイツ、オーストラリア、ニュージーランドのロータリアンたちの姿もありました。国内からも2570 地区の細井ガバナーエレクトなどが視察&応援に駆けつけてくれました。
 第1回から一貫して会場内にはロータリー広報パネルを大小合わせて約50か所に設置し、一般来場者に対して広く「ロータリー認知度の向上」に努めていますが、今年はそこに『祝!ロータリー財団100周年』という嬉しい言葉が加わりました。また新しい取り組みとして『R財団100周年記念タオル』を作り、チャリティーとして販売しました。11月5日&6日の地区大会でも販売します。あらかじめRI本部のライセンス管理部門とデザインなどを協議して承認を得ての販売で、実は日本では初めての取り組みです。
 好天に恵まれ今回の入場者は6万人超で、イベントは大成功でした。フアン元RI会長も2日間に渡り一緒にロータリー財団100周年をお祝いしてくれました。そして開会セレモニーと閉会セレモニーでいただいたスピーチでは『このイベントをずって続けてほしい。奉仕につながるこのようなイベントを続けることは、ロータリーがこの先もずっと「世界に良いことをする」という覚悟の表れでもあるのですから』という温かく力強いメッセージもいただきました。
 第1回と第2回の収益金でカンボジアの簡易水道施設やトイレ、井戸、学用品などを寄贈し、第3回の収益金ではミャンマーで貯水タンクやトイレ、学用品を寄贈しました。今回の収益金ではインドネシア・ジャカルタで現地(3410 地区)の仲間たちが続けているスラム地区の子供たちのための教育支援事業に役立てる予定です。また例年通り収益金のうち1 万ドルはエンドポリオ活動基金に寄付します。
 支えてくれるスポンサー企業の皆さん、会場で働くボランティアの皆さん、出店者の皆さん、そして地区内4,800 人すべてのロータリアンの皆さんに心から感謝申し上げます。そして来年もどうぞよろしくお願いいたします。
 最後に1年間に渡り準備を重ね、また当日も会場でそれぞれの持ち場で頑張ってくれたWFF実行委員会の皆さん、お疲れ様でした。