地区補助金事業報告

名古屋千種RC　会長 　渡邊源市

　平成28 年10 月1 日、名古屋千種ロータリークラブ地区補助金事業「東山植物園にアジサイの苗を植えよう」を市民とともに実施しました。前夜からの大粒の雨は当日朝おさまり、無事を実施することが出来ました。
　当クラブと東山総合公園との関わりは古く、初代会長、故水野民也家が保有していた星ヶ丘一帯の広大な土地を東山総合公園移転のために名古屋市へ寄付したことに遡ります。そうした縁でクラブ創立以来、植栽や備品の寄贈、教育プログラム支援等様々な形で、奉仕事業を行ってきました。
　さて、今回の事業は植物園内のアメリカ園植栽の全面的植え替えにあたって、当クラブが新しい植栽種苗を寄贈（2017 年1 月植え付け予定）。並行してアメリカ園に通じる歩道環境整備として歩道にアジサイを植える作業を市民と共に行うというものです。担当は、社会奉仕委員長、碓氷美佳君。この半年間準備に奔走してくれました。寄贈した種苗はクラブ会員足立一郎君（造園）が準備。名古屋市のWEB 広報サイトで市民に参加を呼びかけました。多数の応募の中、抽選で35 名の親子が参加。ロータリアンと合わせて50 名が集まりました。作業に先立って、贈呈式を行い、藤井辰則植物園園長にアメリカ園植樹用と、歩道植樹用の種苗贈呈目録を渡し、園長から感謝状をいただきました。その後、公募参加の親子、ロータリアンが一緒になってアジサイ苗の植え付けを行いました。参加した子どもたちは植物園スタッフの指導を受けながら慣れない手つきで一生懸命植え付けに汗を流しました（もっと慣れていなかったのはロータリアン...）。閉会式では参加者に自宅で育てられる果物の苗をプレゼント。植え付けしたアジサイは、来年6 月には一部が開花するそうです。自分たちの植えたアジサイがどんな色の花をつけるか楽しみです。市民と共に行った奉仕活動。今後も東山総合公園を通じて地域に奉仕の輪を広げていきます。
　最後に、地区補助金を通じてこのような奉仕実践の機会を与えていただいたRI 第2760 地区財団委員会に感謝いたします。