2016年12月号
委員会活動報告Ⅱ
秋季米山奨学生学友合同研修会報告
地区米山記念奨学委員会 委員 青山 稔
平成28 年11 月12 日(土)、
素晴らしい天気の中、米山奨学生32 名、学友17 名、ロータリアン40 名、総勢89 名でバス2台に分乗し、紅葉真っ只中の新名神を通リ大阪の『国立文楽劇場』で『文楽』を観てきました。
文楽とは、人形浄瑠璃を受け継いだ人形劇であり、1955年に重要文化財に指定され、2009 年には無形文化遺産に登録された日本の伝統芸能であります。
登場人物の心を熱く語る太夫の浄瑠璃、厚く重量感のある太棹三味線の音色、三名で操る人形の見事な動き、この三位一体の伝統芸能に観客は魅了されます。
奨学生・学友は古典的な言葉遣いに戸惑いながらも真剣な眼差しで観劇しており、これはまさに彼ら彼女らが少しでも日本を理解しようとする気持ちの表れと感じ大変嬉しく思いました。
お昼の休憩時に劇場で用意して頂いた文楽弁当を頂き、休憩を含め約3 時間半、文楽を楽しんで来ました。
帰りのバスではビンゴ大会、カラオケ、ビデオと楽しい時間を過ごし、普段は勉強、研究にあけくれる毎日の奨学生諸君の屈託ない笑顔に癒された一日でありました。
今後も奨学生・学友の諸君に日本を感じてもらえるような楽しい企画を練っていきたいと思います。