ロータリークラブ(国際ロータリー第2760地区 ROTARY International District 2760)

月信WEB

2017年2月号

委員会活動報告Ⅱ

フィリピンから医療研修チームの受入れ

職業研修チーム(VTT)委員会 委員長 福田哲三

201702_8_1.jpg 去る1 月14 日から22 日までRI 第3780 地区(フィリピン・ケソン市)からケソン市立総合病院のDr. Sabando 院長を含め外科医3 名、麻酔科医3 名、看護師1 名(合計7 名)の医療研修チームを受け入れ、名古屋市立大学病院で腹腔鏡手術の技術指導を行いました。これは昨年12 月に行った当地区からの医療研修チーム派遣に続くものでロータリー財団のグローバル補助金事業です。
 3780 地区からのメンバーが到着した1 月14 日(日)夜は大雪の日でしたがメンバーは意外にも防寒具をフィリピンで購入しており、毛糸の帽子から手袋、ブーツまで完全武装(?)で空港に降り立った姿に驚きました。全員が雪を見るのは初めてで、触ったり、口に含んだり、雪合戦に興じたりと元気いっぱい興奮の中で研修がスタートしました。
 月水金が朝9 時から、火木は朝7 時50 分から研修が始まり、毎日夕方まで竹山教授ほか名古屋市立大学病院の先生たちに熱心に指導を行っていただき、現地での研修のフォローアップに大いに役立ちました。最終日には竹山教授からメンバー全員に「研修終了証」が手渡され、帰国後も引き続き技術向上に努めることと、研修の成果を来日できなかった他の医師たちに伝えることを約束して1 週間の研修が終了しました。来日してすぐ開催した16 日の「帰国報告会&歓迎会」では当地区の派遣メンバーの帰国報告を兼ねて現地でのご苦労をねぎらい、また来日メンバーへの歓迎と激励を行いました。服部ガバナーや田中、加藤両パストガバナーはじめご出席いただいた皆様に深く感謝申し上げます。また18 日(水)には名古屋和合RC の新春夜間例会、19 日(木)には名古屋南、名古屋東南、名古屋瑞穂、名古屋名南の4RC 合同夜間例会に来日メンバーを参加させていただきましたことに感謝します。さらに最終日には大須観音訪問の際に岡部パストガバナーにお会いし、日本庭園や「節分会」の品々を拝見させていただきながら大須観音の歴史を学ぶという貴重な経験もさせていただきました。ご親切に心から感謝申し上げます。VTT 委員会のメンバーはもとより、財団委員会の皆さんほか多くのロータリアンたちのサポートを受け、フィリピンのメンバーは充実した研修期間を過ごしました。必ずや彼らは今回の研修PJ での経験を活かし、現地での医療サービスの向上に貢献してくれるはずです。今後も3780 地区のロータリアンたちと密接な連携を続けていきたいと思います。改めまして、皆さま大変お世話になりました。

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