2017年2月号
クラブ活動報告Ⅰ
ネパール支援奉仕活動報告
名古屋みなとRC 国際奉仕委員会 副委員長 野崎 修
国際ロータリー第2760 地区2016-17 年度の国際奉仕委員会は、鈴木会長の熱い思いにより「現地に出向き、現地で汗をかき、ハンドTO ハンドの奉仕をする」旨を掲げ、" ネパール" において、*教育のレベルアップ支援、*学校の補修、*防災対策指導を計画し、平成28 年11 月18 日より23 日まで総勢22 名の参加で奉仕活動を行ってきました。
現地Lalitpur Rotary Club との協賛により、一日目はDevichour 地区の3 つの学校を対象に、Chotidanda Primary School では地震で倒壊した教室の修復状況の確認及びPC を利用した教育レベルアップの支援、Shee Jwaladevi Primary School とDudheswari Primary School ではPC を利用した教育レベルアップ及び防災ビデオの活用支援、ここでは多くの生徒・先生・村人らの心からの歓迎を受け多くの感動を得ました。
二日目のPatan 地区、Adarsya Kanya Niketan Higher Secondary School では150 名を超える学生の参加と名古屋みなとロータリークラブ作成の防災DVD 上映と防災訓練の体験、パネルディスカッションを実施しました。これらの活動はネパール国地域社会発展に必要な人材の育成・防災時の被害縮小に貢献することが期待されます。
最終日には在ネパール日本国大使館より小川特命全権大使、浜田一等書記官らの出席のもと現地ロータリアンと共に今回の事業の受け渡し式・交流晩餐会を現地Hymalaya Hotel で開催しました。
これもひとえに名古屋みなとロータリークラブの会員全員の熱い思い、現地lalitpure Rorary Clubの皆様方、在ネパール国日本大使館はじめ多くの方々の御力添え・ご協力の賜と感謝するしだいです。またロータリー財団地区補助金を利用できたのも大きな支えとなりました。
私達は、きれいな水を支援先に持って行くのではなく、支援先の人々が自分たちの手でどうしたらきれいな水が作れるかを考える糧になればと、今回の事業を行いました。
今年は日本・ネパール外交関係樹立60 周年の節目の年にあたることもあり良い奉仕活動ができたと思います。