2017年2月号
ガバナーメッセージ
ロータリー研究会に参加して
ガバナー 服部 良男
例年東京で開催するロータリー研究会は、ガバナー、パストガバナーをはじめ、ロータリーのシニアリーダーが集まり、報告を聞きそして発言する会なのですが、今年度は斎藤直美RI 理事が招集者として、昨年11 月30 日~12 月1 日まで、ウェスティンナゴヤキャッスルホテルにおいて、ジョン・ジャームRI 会長夫妻をお迎えし、日本全国より681 名が参加して盛大に開催されました。
齋藤直美RI 理事は、今年度当初より、ジョン・ジャームRI 会長がソウル国際大会で『ロータリーの潮目が変わった』と言われたことを我々ガバナーに語っていらっしゃいました。
また、2016 年4 月に開催された規定審議会の結果、ロータリークラブの運営に「柔軟性」が増し、今年度のロータリー研究会は、この規定審議会の結果を踏まえての討議が多くなされました。この内容に関しては、「ロータリーの友」1 月号に編集長の二神典子氏が詳しくまとめていただいていますのでぜひお読みください。(横組み20 ページから23 ページ)
今回の名古屋での研究会は、当地区のパストガバナーの皆様、そして斎藤RI 理事所属の豊田ロータリークラブの皆様が一年かけて準備いただきましたお蔭で、素晴らしい研究会となりました。私の同期のガバナーからも絶賛の評価をいただきました。関係者の皆様ありがとうございました。
さて、個人的にはプログラムの最後のオープンフォーラムでジョン・ジャームRI 会長の日本の
ロータリーに対する提言がとても印象的でした。
それは日本の会員数が12 万人から、9 万人を下回ったことについて、「今のままでは、日本の
ロータリーは変わらない。今度の新しい規定審議会の結果を取り入れた、「柔軟性」と「多様性」を持つ、新しいクラブを創設していくことしかないのではないか」と明確に助言をいただきました。この言葉を深く受け止め、残りの任期を全うしていこうと思っています。