2017年4月号
委員会活動報告Ⅰ
補助金管理セミナー報告
地区ロータリー財団委員会 委員長 中村公彦
2017 年2 月21 日名古屋東急ホテルにおきまして恒例の補助金管理セミナーが行なわれました。服部良男ガバナー、神野重行ガバナーエレクト、村井總一郎ガバナーノミニーをはじめ深谷友尋ARRFC(第2 ゾーンロータリー財団地域コーディネーター補佐)、今年度・次年度の各分区のガバナー補佐、地区役員の皆様の同席のもと次年度に向けてのDDF(地区活動資金)の申請に関する説明を行いました。
佐々木久直ロータリー財団副委員会司会進行のもと、冒頭で豊島資金管理委員会委員長より今セミナーは途中退席などすると補助金が受けられなくなる旨を皆様に説明しセミナーの重要性を説いていただきました。
服部ガバナー、神野ガバナーエレクトのご挨拶をいただいたのち、財団委員長より授与と受諾の条件について「補助金を申請受けるためのルール」であることを説明させていただきました。
補助金委員会高山委員長からは補助金委員会は指導する立場でなく皆様の申請に関してお手伝いをする委員会でありその中にもルールがあり、そのルールは補助金制度ハンドブックや不明な点はぜひ補助金委員会に相談してほしい旨を伝えました。
上野補助金副委員長からは地区補助金の申請書の書き方から注意点などを資料を交えて詳しく説明させていただきました。
その後グローバル補助金については大塩補助金委員会委員より豊橋ロータリークラブの土壌改良に伴う農業支援の事業を詳しく説明いただきました。
成功の秘訣は①支援先の窓口とコミュニケーションが取れていること②計画は立案するが進捗でのトラブルはつきものであること③その地域が自立できることへの支援を理解して継続的にモニタリングすることを説明されました。神谷会計長から資金管理委員会の役割と皆様からの申請、承認、実施、報告の流れが決められたルールになっているか?
今一度確認願いたいとの説明をしました。
豊島德三資金管理委員会より近年の実施報告書に関してルール違反クラブの事例を説明。
顛末書を出していただくことよりも補助金は公金でありルールに基づき申請、承認を受けていて地区全体の返金命令になりかねないことへの危機感を切実に説明されました。
最後に村井總一郎ガバナーノミニーより講評をいただき、中林ロータリー財団副委員長の閉会宣言で終了しました。
ロータリー財団委員会としましては当地区の多くのクラブが3 年越しの年次基金を有効に活用し、世界で良いことをする輪を広げられるようお手伝いをさせていただきます。