ロータリークラブ(国際ロータリー第2760地区 ROTARY International District 2760)

月信WEB

2017年5月号

青少年奉仕月間Ⅲ

青少年奉仕月間について17050105.jpg

地区ローターアクト委員会 委員長 西本一幸

 地区ローターアクト委員会の委員長をさせていただいて3年目になります。
 普通であれば集大成としての年度であり、それなりの成果を残さねばならないのですが、
残念ながら残しているのは課題ばかりです。
 「いったい何をやってるんだ」と叱られそうですが、これまでの3年間、会員増強をひたすら叫び続けてきました。多少の増減がある中で、全体として120名前後の会員数を維持してきたわけですが、クラブ単位で見ると大きな開きがあり、会員数2名、もしかして1名になる可能性もあるという、物理的に存続が危ぶまれるクラブがあることに遅まきながら気づきました。会員数一桁という状況はこれまでもいくつかのクラブでありましたが、皆さんの努力で乗り越えてきました。「何とかなるだろう」そんな楽観的な考え方が心にあったことは否めず、深く反省しております。最後まであきらめずに地区として可能な対策をすべて行い、大切な灯を消さないように最大限の努力をしてまいります。
 5月は青少年奉仕月間、3月は世界ローターアクト週間でもありました。青少年のことを考える絶好の機会を何度もいただくのに、前述のように問題への対応が遅れ、こうした機会の持つ意味が活かされておらず、名ばかりの月間や週間になっているように思えてなりません。
 2010年から青少年奉仕が五大奉仕のひとつとなり、ロータリーの重要なミッションとなりました。「やらなければならない奉仕活動」になっていることを改めて認識していただきたく思います。
 5月は青少年、RACについて皆さんで考える月間、そして何らかのアクションを起こす月間としていただき、個々にでもクラブでも大いにアクターと交流して欲しいと思います。ローターアクトの名前は「ロータリー」+「アクション」ということです。
 どうかロータリアンの皆様、ぜひ「アクション」してください。
 今度ともRACへのご理解とご支援をよろしくお願いいたします。