「名古屋ウイメンズマラソン完走!!」報告

東海ロータリークラブ 　ランニング同好会　 朝倉直子

　さあ、あと3分でスタートです。長い旅です。胸は高鳴り、喉がカラカラになり、緊張してトイレに行きたくなりますが、気のせいだと言い聞かせます。
　ふと、ここにたどり着くまでのことが蘇ってきました。
　本年度の会長方針に「同好会の充実・拡大」がありました。趣味でマラソンをしていた私に、会長より"ランニング同好会"発足の依頼があり「美容と健康のためのランニング」「無理をしない」「反省会は楽しく」という規約のもと、目標を2016年12月11日に開催される"東海シティマラソン"としました。
　この参加を「ロータリー財団100周年記念東海ロータリークラブ マラソン大会」と位置付け、多くのメンバーも応援に駆け付けてくださいました。同日開催の「東海ロータリークラブ旗争奪中学校駅伝大会」式典に参列する会長はじめ数名は時間の都合上、途中から引き返しましたが、あとの6名は10㎞を、1名は2㎞を完走しました。
　ある方は途中で転倒というハプニングがあり、またある方は一番後でしたが決して歩かず、最後尾の大会役員車両を先導し沿道からの惜しみない拍手を独り占めしました。75歳の方は、2㎞を子どもたちと楽しく走られました。みなさんの走りに本当に感動しました。
　9時10分!ついにスタートの号砲が鳴りました。
　2017年3月12日ナゴヤドーム発着の名古屋ウイメンズマラソンには、過去最多の19,857名の女性ランナーが参加しました。
　ランナーたちはピンクや赤、オレンジなど色とりどりのウエア、青や金髪のかつら、いろいろなコスチュームで一斉に走り出します。私たち"ランニング同好会"の女性3名もお揃いのライトブルーのTシャツと黄色のレッグウォーマーで参加しました。
　エリートランナーの方々はあっという間に折り返しゴールに向かいます。白川公園近くでは、後発の名古屋シティマラソン（ハーフ）参加の男性に抜かれます。ここで、やっと半分です。
　後半は、あちこち痛い身体を騙しながら気力で走り（歩き）ます。給水・給食所ではボランティアの方々が励ましてくださり、沿道からはずーっと応援の声がかけられます。「がんばれー」はもちろん「あなたならできる」とか「ティファニーが待っている」など、そして、ゴールのナゴヤドームが見えてくると「お帰りなさい」の嵐です。
　無事3名とも完走し「ティファニーのペンダント」をいただきました。