-
Vol.8
-
2024.02.01
2024.02.01
Governor’s Message
クラブの一体感
例年節分は2月3日ですが今年は立春が3日ですので2月2日が節分です。暦の上ではすでに春ですがまだまだ寒い日が続きます。しばらくは春の訪れを待ちわびる日々が続きます。
数年来待ちわびている事と言えば世界の平和があります。2月20~22日にはRI会長主催平和会議がトルコのイスタンブールで開催されます。ロータリーファミリーが集い平和とは何か、どの様に築いていくかというテーマに焦点が当てられます。平和会議を始め平和フェロープログラムなど世界的規模での平和構築への取り組みは、ロータリーの会員が一体となって大きな変化を生み出そうとする力のあらわれです。平和な社会の実現は世界規模の取り組みだけでなく、私たち一人ひとりが日々の活動の中で育むことも必要です。私たちのクラブの中にも地域の問題解決や人々を結びつける活動を通じて、平和の種を蒔く機会が多く存在しています。ロータリーの地域活動は互いに親睦を図り、一緒に活動することから自然と笑顔がうまれ、共通の課題に挑戦することで喜びを感じ、さらに人と人とのつながりが強固になります。人と人のつながりは平和な社会を築き、さらに平和な社会を未来に繋げていくための基盤となります。
今年度もこの様な地域社会での奉仕活動に多くのクラブが取り組んでいただいており、64クラブがロータリー財団地区補助金を利用しての活動を行っています。次年度の地区補助金を用いる奉仕活動のためには、ロータリー財団の参加資格認定を受ける必要があります。地区はすでに国際ロータリー財団とガバナー、ガバナーエレクト、地区財団委員長が財団補助金授与と受諾のための覚書(MOU)を締結しています。クラブが地区補助金を使用するためには、クラブ会長と会長エレクトは地区と地区補助金授与と受諾のMOUを締結していただく必要があります。クラブにはMOUに記載された財務と資金管理の遂行と、2月3日の補助金管理セミナーにクラブから少なくとも1名以上が出席していただくことが必要です。地域で持続可能な奉仕活動を行う会員は、きっとロータリーの価値を感じる事ができます。地区の会員数は年度初めに比べ増加していますが、最近は年度後半から退会者が増加していき、結果年度末と比較して減少する傾向にあります。特に入会間もない会員にロータリーの素晴らしい価値を実感していただくためにも、クラブが行う様々な奉仕活動に積極的に参加してもらいましょう。ロータリーの奉仕活動に関わることでロータリーへの帰属意識も生まれてきます。
最後に、平和構築の旅路は決して一朝一夕ではありません。だからこそ、私たちの行動一つひとつが未来を形作るのだという意識を持ち続けたいものです。Take Action!
国際ロータリー第2760 地区
2024-25年度
ガバナー
名古屋南ロータリークラブ所属