クラブ事業報告

第5回RAC-1 Grand Prix事業 平和の音色コンサートを実施

開催日:2025-02-01

ローターアクト委員会 平和の音色コンサート実行委員長 原 希望

  • 第5回RAC-1 Grand Prix事業 平和の音色コンサートを実施

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    報告者:原 希望

地区ローターアクトの第5回RAC-1Grand Prix事業として平和の音色コンサートを実施しました。RAC-1Grand Prixとは地区内のローターアクトクラブが今年度のテーマである「SDGs」に沿って奉仕事業を企画し、プレゼン大会を行う事業です。審査員の投票により最優秀賞を受賞したクラブの奉仕事業が実際に開催されます。第5回RAC-1Grand Prixで最優勝を受賞したのは名古屋熱田ローターアクトクラブの企画した平和の音色コンサートでした。
平和の音色コンサートはSDGsの「4 質の高い教育をみんなに」「16 平和と公正をすべとの人に」この2つの目標に沿って企画した奉仕事業です。具体的な内容は、戦時中に広島に投下された原爆の被害から修復された「被爆ピアノ」を借りてピアノコンサートを開催するといったものです。ピアノコンサートだけではなく、会場には戦争の資料を展示し、日本で実際に起こったことを知り、平和の大切さを実感し、世界の平和を祈念すること、奉仕精神を養うことを目的とした事業としました。地区ローターアクトの企画でしたが、ロータリー、インターアクトを招待しました。会場はインターアクトクラブのある豊川高等学校の施設を借りて、ロータリー22名、ローターアクト40名、インターアクト45名のご登録をいただきました。
インターアクトを招待するということもあり、意見交換プログラムをとしてローターアクトとインターアクトから代表者を選出し、パネルディスカッションを追加で企画しました。

事業の当日は、被爆ピアノを管理、保有している株式会社 矢川ピアノ工房の矢川 光則 様に被爆ピアノの歴史や平和を祈念する活動についての講演をいただき、実際に原爆の被害の傷跡が残る被爆ピアノを目の当たりにして、アーティストによる演奏でピアノの音色を聞きながら平和を五感で体感できるコンサートを前半に行いました。後半にはローターアクトとインターアクトの代表者によるパネルディスカッションを行う2部制で開催しました。

前半のピアノコンサートではピアノを演奏してくれる方を事前に募集したところ、インターアクトから1名の立候補をいただき10分間の演奏をしていただきました。
後半のパネルディスカッションではそれぞれ年齢の違う代表者同士の意見交換によりお互いに新たな気づきがあ得たり、お互いの価値観を知ることのできる機会となりました。

ロータリーの地区役員の皆様、インターアクトクラブの顧問の方々に非常に多くの方々からご協力をいただき事業を開催することができました。
ロータリー、ローターアクト、インターアクトと一緒になって活動ができて、気持ちを分かち合い、活発に交流が行われる事業となりました。
ご登録いただいた皆様に感謝申し上げます。