クラブ事業報告

東日本大震災被災地支援活動10年目 ~説明パネル設置事業~

開催日:2025-11-14

名古屋錦RC 奉仕プロジェクト委員長 石井弘子

  • 東日本大震災被災地支援活動10年目 ~説明パネル設置事業~

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  • 東日本大震災被災地支援活動10年目 ~説明パネル設置事業~

    報告者:石井弘子

名古屋錦ロータリークラブが、岩手県陸前高田市で東日本大震災被災地支援活動を始めて10年。2016年、市街地の大規模盛土工事のため社殿を失った陸前高田市の愛宕神社に名古屋の旧御園座社殿を寄贈したことから、陸前高田市民との交流がはじまり、2019年には新築成った気仙小学校校庭にヤマザクラ3本の植樹を行いました。4回にわたり、陸前高田応援ツアーを実施して、現地の実情を見聞し、地域住民との信頼関係を深めてきました。
現在、社殿とヤマザクラは、愛宕神社氏子会、気仙小学校教諭や児童、地域住民らの手で大切に管理されており、地域の神社、学校の桜として愛されています。しかしながら被災から15年が経過した今、震災の記憶の風化が進み、社殿やヤマザクラがどのような経緯でどこから寄贈されたかを知らない住民が増えてきました。現地の要望を受け、10月14日(火)~15日(水)、陸前高田応援ツアー2025を実施して、現地で清掃活動を行い、説明パネル2枚を設置しました(地区補助金事業)。
ツアーには名古屋錦ロータリークラブ会員と家族の計10名が参加し、地域住民らと協力して地域清掃を行いました。併せて今後の方針について氏子会や気仙小学校関係者、陸前高田市長、教育長らと懇談し、実り多い2日間となりました。