【国際交流】慶尚大学校関係者歓迎会(豊橋南ロータリークラブ)
林 俊介 国際奉仕委員長
先週の土曜日より、韓国からお二人の方が来られました。会員の皆様には多大なご協力を頂きましてありがとうございました。鄭 姬順さんは慶尚大学の方で学生に日本語を教える先生でございます。この先生に正しい日本の文化・日本と韓国との違いを理解して頂いてそれを学生たちに教えて頂きますと、それが韓国中に広がっていくという大変重要なポジションに居られる先生でございます。趙 秀娟さんは今大学院に行っており、日本文化を勉強しておられます。今年の秋より大阪大学に留学をされるということです。この後お二人にスピーチをして頂きますが、お二人とも大変に優秀な方ですので、是非楽しみに聞いて頂ければと思います。
鄭 姬順 さん
豊橋南ロータリークラブの皆様こんにちは。7月21日から7月24日までの日程をこんな素晴らしいスケジュールで企画して頂きありがとうございます。到着した21日は、田中さんの家で打ち上げ花火を見ました。テレビや本で見た事はありましたが、目の前で見たのは初めてでした。沢山配慮いただきありがとうございます。
次の日22日は、豊川稲荷へ訪問しました。ロータリーメンバーの髙崎さんがいらっしゃって、境内の色んな事を見ることが出来てとても感激しました。またこの日は西川流の日本舞踊の先生のお宅に行き、踊りを先生から直接学びました。日本の精神を学ぶことが出来て、心を込めて私達に教える先生の目を見て、感動しました。そのなかで林さんの奥様にも色んな事を私たちにして頂いて、どうもありがとうございました。韓国に戻ってから、日本は色んな立派な人たちがいらっしゃるから発達している国なのだと、私なりの考えを込めて学生たちに説明しようと思っております。
最後に、今私の後ろにあるテーマ「奉仕を通じて平和を」と書かれていますが、韓国に戻ったら今回学んだ「奉仕の精神」を学生達や周りの人たちにも伝え、また私もこれに対し努力しようと思っております。どうもありがとうございました。
趙 秀娟 さん
皆さんこんにちは。この度はお招きいただき誠にありがとうございます。皆様にお会いできて本当にうれしいなと思います。豊橋は本当に良い所であると聞いていました。また何よりも私たちが住んでいる晋州と似ている所が沢山あると聞いておりました。人口約35万人位の都市ということで規模がほぼ同じだと聞いており、また風景も豊川のように南川という川が都市の中心部を流れております。その横にお城があるということも同じ点です。昨日林さんからお聞きしましたが、都市の気候ですが冬になっても雪が降らないということで農業が盛んな所も晋州と同じです。だから日本のどの都市よりも豊橋が親しく感じております。
今私は晋州の慶尚大学の大学院で日本の社会文化を勉強しています。今は博士課程ですが、修士課程では韓日両国の余暇文化の変化について勉強しておりました。余り時間をどう過ごしていたらもっと人生が豊かになるかについて勉強していました。さっき林さんがおっしゃったとおり、今年の10月からは大阪大学で交換学生として1年間留学します。
ここ豊橋での体験は非常に大事な経験となりました。私は時代物のドラマが好きなのですが、昨日着物を着させて頂いて、まるで自分が篤姫になったかのようで感動致しました。韓国に戻っても絶対忘れないように、感動を伝えられるように努力します。これからも日本と韓国の架け橋になることができればと思います。本当にありがとうございました。