【社会貢献活動】東北震災復興支援(名古屋空港ロータリークラブ)

20121029_nagoyakuko_2.JPG2012年10月21日(日)~23日(火)、東北震災復興支援ツアーを行いました。
岩手県宮古市の震災後の現状を視察確認し、宮古ロータリークラブと宮古東ロータリークラブに、それぞれ10万円を寄贈しました。
なお、仮設住宅の住民の方達から畑仕事をする為の農耕具を寄贈して欲しいと要望があった為、宮古東ロータリークラブでは、農耕具の購入にお使いいただきました。
下記は赤前仮設住宅自治会長様から、名古屋空港ロータリークラブ宛に届いたお礼状です。

『このたびは貴殿よりご協力頂いた購入資金を基に、宮古東ロータリークラブ様より、農具10セットを頂きまして心よりお礼申し上げます。あの忌まわしい大震災から、早いもので1年8か月たち、仮設住宅のせまい部屋での生活にもだいぶ慣れました。赤前小学校グランドにあるわが仮設住宅には、78世帯196人が暮らしています。仮設住宅の住人の運動不足改善・健康作りのため、野菜・花などを作ろうと、仮設住宅近くの民有地を借り、約260平方メートルの畑を整備して10区画に分けて住人に貸し出し、おかげさまで、ほうれん草を少し作付けしました。来春から、各自どのようなものを栽培しようかと、希望に胸を膨らませております。』
この件は、地元の新聞でも取り上げられ、仮設住宅での生活を余儀なくされている被災住民の方の日頃の運動不足の解消にもなり大変喜ばしいことと賞賛されました。

20121029_nagoyakuko_1.JPG今回のツアーでは、浄土ヶ浜、田老の防波堤、たろう観光ホテルも視察しました。
田老の防波堤では、被災住民でもある観光協会の職員の方から、被災時の様子の説明を受けました。
たろう観光ホテルでは、ホテル5階から撮影された被災当時の生々しい未公開映像を拝見させて頂きました。今の光景と、被災のビデオ映像が重なり、被災の様子を実感することができました。ホテルは被災した時のままで残されており、今後もそのままの状態で残しておくとのことでした。
また、休暇村陸中宮古で開催された、宮古東ロータリークラブとの合同例会にも参加しました。同例会には、宮古ロータリークラブのメンバーも参加され、両クラブとの交流が実現しました。

本当にささやかではありますが、被災地の支援を行うことができました。
また、震災後1年8か月が経過しても復興が進まない現状を実感しました。
これを機に、今後も継続して、復興支援についてどのような活動がふさわしいのか、どのような支援が継続できるのかを考えていきたいと思います。

LinkIcon詳しくは、名古屋空港ロータリークラブまで