【社会貢献活動】被災地でうどんの炊き出し(安城ロータリークラブ)
被災地でうどんの炊き出し
安城RC 食材と器材持ち込み掘る舞う
東日本大震災から1年8カ月、今も不自由を強いられる被災者を励まそうと、安城ロータリークラブ(大見宏会長)は11月11日、被災地の宮城県石巻市と女川町を訪れ、仮設住宅の集会室などで熱々のうどん800食を振る舞いました。
メンバーの1人、石川博さん(59)は震災直後から1、2週間ごとにうどんの炊き出しボランティアを続けています。活動に賛同した同クラブが、創立55周年記念事業の1つとして実施しました。
参加したのは大見会長や竹内通裕実行委員長、石川さんら20人で、クラブの会員と一般ボランティアで構成。負担をかけないようにと、食材をはじめおわんや箸、カセットコンロ、鍋など必要な物はすべてワゴン車に積んで持ち込みました。
現地で温め、仮設住宅や役場、体育館など4カ所を回って昼食として提供しました。
友と離れ、仮設住宅の高齢者や男性は部屋に閉じこもりがち。大見会長は「温かいうどんをすすると、みんな笑顔になる。わいわい集って楽しく食べてもらうことで、コミュニケーションを生む機会になったのでは」と期待していました。