【社会貢献活動】支援金贈呈(名古屋東山ロータリークラブ)
AJU自立の家 車いすセンターに支援金を贈呈しました。
AJU車いすセンターの活動について、水野 基樹様より、お話しいただきました。
日頃よりお世話になっております。AJU車いすセンターにて活動しております水野基樹と申します。
今回は昨年いただいた助成金での事業報告をさせていただきます。
助成事業では、私共が行っている「車いす無料貸出事業」にて使用している車いすのうち、約50台分のキャスター・チューブ・タイヤを新品に交換・再生することができました。また、老人施設をご紹介いただき、中古車いす10数台を頂ける機会も得ることができました。ありがとうございます。
無料貸出事業は、昭和48年に「障害者も当たり前に街へ出たい」という思いから障害当事者団体を立ち上げ、当事者が行う事業団体として昭和50年に立ち上げた「AJU車いすセンター」にて開始しました。制度の狭間にあり利用できない方や「普段は使用しないが花見に行くために使用したい」など「外出したい」の声にこたえるため、年間延べ6,000件の貸出を行っています。
利用者を年齢別にみますと、例年は60歳以上の方が大半を占めていましたが、今年度は50歳以上でも53%、10歳未満が18%と変化しており、ニーズの変化を感じられ、事業計画への検討課題となっています。
AJU車いすセンターは寄付と助成のみで活動しております。近年、新しい車いすをいただける機会が大きく減少し、古い車いすが目立つようになっていました。今回、名古屋東山ロータリークラブ様のお力添えで、車いすが増え、新しいタイヤに交換・再生することができ、気持ちよく外出等に利用いただけることと思います。
今後も、地域の社会資源となれるよう活動してまいります。ありがとうございました。