【地域青少年育成活動】海外青少年交流
【国際交流】AED寄贈               (犬山ロータリークラブ)

20130827_inuyama_1.JPG2013年8月22日(木)~25日(日)、青少年奉仕委員会主幹のもと、ボーイスカウト・ガールスカウトを引率して3泊4日の日程で草屯ロータリークラブを訪問して参りました。
常もながらの熱烈歓迎ぶりに感謝の言葉以外ありませんでした。

今回青少年交流事業と併用して、台湾草屯鎮(市役所)と草屯国民中学校のそれぞれにAED を1 器ずつを寄贈して参りました。
今日日本国内では当たり前の如く至る所にAED は設置されており、初期救急に大いに役立っていることは周知の事実ですが、台湾ではその普及率は極めて低く、台北の都市ですら設置箇所は極少なく、又それを使いこなせる市民も少数に限られているようです。
そうした現況に鑑み、命の大切さを広く国民に啓蒙する観点から、日本の国会にあたる台湾立法院では今年の1月にAED普及法案を可決し、台湾全土にAED設置と人材の育成を図る施策を推進し始めたところでありました。
この様に台北の都市でもAEDの普及率は低く、況や草屯鎮の様な地方では全くと申し上げてもいい程普及されておらず、今回の立法院の施策発布により、ようやくAEDに関する認識・理解、さらに関心が促され始めたと云うのが実情の様でした。
この様に台湾全土にAEDの普及が遅れた一因としては、1台の値段が日本円で約60万強とする価格の高さから容易に購入設置することが難しいと云う側面があることも推測されます。そして今回そうした現実情報を得た私共は、地区補助金事業を活用し、AEDの寄贈を決定し実施させて頂いた処であります。
現地ではそんな高価なものを日本のロータリーがそれも2器寄贈してくれると云うことでメディアも取り上げ、22日の贈呈式の翌日の朝刊はカラー刷りの一面扱いでした。寄贈先の草屯鎮では地方の町から都市部に先駆けて、国が推進するAED普及法案の施策から実現出来たと云うことで、草屯鎮の市長さん、草屯中の校長先生始め、草屯ロータリークラブのメンバーも誇らしげに寄贈式典に出席されておりました。
式典の中では犬山ロータリークラブの友情に感謝感激しているとのスピーチと共に感謝状を頂戴して参りました。

今回のAED 寄贈事業が一石となり、草屯の地方部から台湾全土に波及効果をもたらし、AEDの普及、それに伴って、AEDを活用できる人材育成に寄与することが出来、その結果、両国、両市そして草屯RCとの友好親善の絆がより一層深まることを願いっております。
最後にこうした有益な事業を成し得ることが出来ましたのも、偏に担当委員会の熱意と会員の皆様のご理解とご協力の賜物だと心より深く感謝お礼申し上げます
有難うございました。

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LinkIcon詳しくは、犬山ロータリークラブまで