平成２９年７月25 日（火）14：００～１9：００
名鉄ニューグランドホテル

地区 危機管理委員会　委員長

神戸邦夫（豊橋南）

　去る7月25日に第2回危機管理セミナーを開催しました。年度始めにも関わらず、神野ガバナー始め地区役員、各クラブの運営に携わるメンバーにお集まり頂きありがとうございました。
　今年度は、ロータリアン自身が危機管理について考える場とし、より理解を深めるため、名古屋大学で教鞭を取られていて危機管理委員会の外部委員でもある木下薫氏を指導者として招き、ワークショップとグループ討議を主体とした構成としました。
　最初に東日本大震災の大きな津波が押し寄せたにも拘わらず1名の犠牲者も出さなかった企業の実例を示し「備えあれば憂いなし」を実感した上で、ロータリー活動における危機管理はどうあるべきかの参考になる事例を10 グループに分かれて討議を行い、どう備えるべきかを考えて頂きました。
　続いて、黒田委員（前委員長）からクラブに於ける実務上での危機管理の仕方を説明しました。
　セミナーの最後には神野ガバナーから「このワークショップの経験で深められた危機管理に対する思いを持ってクラブ運営・管理にあたって頂く事を期待すると」の講評を頂いた後、木下講師と神野ガバナーを始め、出席したロータリアンがセミナーの感想を述べあうと共に懇親を深めました。
　木下氏は20年前に尾張旭RCの推薦でマルチイヤー国際親善奨学金によるアメリカ留学の経験からRC の奉仕活動には深い理解があり、今回のセミナーには手弁当で参加されました。
　次年度は、今回の出席者からのアンケートをもとに、より良いセミナーとなるような企画にいたしますので、本年度同様各クラブから多数のご参加をお願いします。