2017年10月号
【連載】クラブ紹介(1回目)
大府ロータリークラブ
大府ロータリークラブ会長
笹田栄治
大府ロータリークラブは2003年4月10日に設立されて以来、「奉仕の理念の実践」と「会員相互の親睦」を大きな柱として活動し本年で15周年の節目を迎えます。
クラブを支えて来られた諸先輩や現在の会員の方々を含む多くの関係者へ、心から敬意を表しますと共に感謝申し上げます。
設立当初のチャーターメンバーは28名でスタートを切りましたが、その後紆余曲折があり最も少ない時で会員数16 名まで減少してしまいました。ただし、小人数での運営ではありましたが、多くの奉仕活動を実践して参りました。設立当時より8年間に渡るフィリピン バレンズエラRC(国際ロータリー第3800地区)との共同によるWSC活動、青少年育成では親クラブである東知多RCとの共催の「ロータリー旗争奪21世紀少年野球大会」の開催、地域においては大府市社会福祉協議会の協力のもと、「身体障がい者とのボウリング大会」や「心身障がい児者クリスマス会」などは設立以来続く大府市の恒例事業として定着し大府ロータリークラブの名を多くの市民の皆様方に知って頂く活動の事業になっております。
小人数の弱小クラブであるが故の特典としましては、各会員が多くの役職を経験できるところにあると思います。我がクラブには15年という短い歴史の中に2 度の会長経験者が3名、ガバナー補佐経験者が本年度を入れて2名、またほぼ全員が複数回の委員長経験者ばかりで、例えば入会2年目の者が委員長に抜擢されても、その委員会には経験者や先輩会員ばかりなので委員長を完全サポートし、スムースな委員会活動を行うことが出来ています。その結果入会間もないメンバーでもロータリー活動の本質に触れることが可能で理解も深まり早い時期での「ロータリーの魅力」の発見に寄与していると思います。
この2年ほどで新入会員が9名増え会員数の3分の1以上が入会3年未満者となり、当会は新陳代謝機能の優れたクラブとなりました。公共イメージ向上の一翼としてクラブのフェイスブックページを早くから立ち上げたり、入会見込みのある方々をお招きしたゆったり例会(夜間に懇親をメインとした例会)の開催。更には「入会見込み者になるであろう!」という方々とメンバー有志による毎月1回の「増強懇親会」ここでは特にロータリー入会へのお誘いは一切行わず、ただ我々とより一層親しくなって頂く事を目的に開催しています。この活動は長期戦略的に増強活動を行い近い将来その中から一緒に活動して頂けるメンバーが現れることを期待した持続可能な増強活動と信じて行っています。
皆さん東京オリンピック・パラリンピック開催の頃、若しくはリニモ開通の頃の大府ロータリークラブに大いに期待して下さい。