2017年12月号
地区大会報告
2017 年11 月18 日(土)・19 日(日)
於:ウエスティンナゴヤキャッスル
地区大会実行委員長
尾上 昇(名古屋大須RC)
2017~18 年度国際ロータリー第2760 地区 地区大会は、D.K.リーRI会長代理ご夫妻をお迎えして、11 月18 日(土)19 日(日)の両日、神野重行ガバナーの主宰でウエスティンナゴヤキャッスルにおいて開催されました。
地区大会登録者数は、地区外会員18 名、同伴者8 名、地区内会員2484 名、同伴者20 名、ロータリーファミリー99 名の合計2629 名でした。ご協力いただきましたロータリアンの皆様に心より感謝とお礼を申し上げます。
この地区大会のホストクラブは名古屋大須ロータリークラブです。実行委員会は2016年10 月に組織しました。実行委員長は小生尾上昇が、大会幹事には吉田隆彦会員がその任に就きました。早速実行委員会の方針を「スマートでシンプルな地区大会」、「従来の慣習にとらわれない地区大会」としました。実行委員会は感銘深い地区大会にするために映像を効果的に使うことに決めました。そして、講演を池上彰氏に依頼することを決め、幸いにも会員の中に池上氏と太いパイプを持つ者がいたので、そのルートから快諾をいただきました。次に地区大会を彩るオープニングアトラクションを印象深いものにしたいと、1 日目は神野ガバナ-とご縁の深い名古屋大谷高等学校吹奏楽部に、また2 日目のオープニングには、神野ガバナー、小生の母校、東海学園交響楽団に決め依頼をしました。2 日目の午後の部オープニングには、名古屋で東日本大震災支援のチャリティーコンサートを7 年続けている名古屋地区ロータリークラブ合唱団連合会の合唱演奏に決め、ロータリアン自らの奉仕活動の紹介をすることとしました。ガバナー事務所とは、この間綿密な調整をしながら万全の態勢で地区大会を迎えました。
いよいよ地区大会第1 日目開会です。オープニングアトラクションは、期待通り名古屋大谷高等学校吹奏楽部が若さ溢れる演奏をしてくれました。そして、神野ガバナーの意向でロータリーの活動をもっとロータリアンの皆様に伝えようと、第2760 地区の活動をダイジェスト映像で見ていただきました。
本会議は神野ガバナーの点鐘に始まり「君が代」、「我らの生業」の斉唱に続き、神野ガバナーの挨拶があり、D.K.リーRI会長代理が韓国語で挨拶をされ、その通訳は今年度の米山奨学生 権貞恩さんにお願いしました。続いて斎藤直美RI理事挨拶の後、地区大会議事に入りました。神野ガバナーを議長として報告事項、決議事項が全て原案通り承認、決議されました。
D.K.リーRI会長代理ご夫妻歓迎晩餐会は、第2760 地区各クラブの会長、幹事、そして、特別出席者の皆様、地区委員の皆様の200 名を超えるロータリアンが集い開催されました。オープニングアトラクションでは、神野すなほ(じんのすなお)さんの超絶技巧のピアノ演奏を披露しました。その後D.K.リーRI会長代理が流暢な日本語で挨拶をされ、一段と和やかな会となりました。森由貴子さんの司会で懇親が高まったところで、名古屋おもてなし武将隊のアトラクションが始まり大変な盛り上がりをみせました。
地区大会第2日目は、東海中学・高等学校の東海学園交響楽団によるドヴォルザーク作曲交響曲第8 番の演奏で始まりました。1 日目と同じようにロータリー活動の映像を見ていただき、神野ガバナーの点鐘の後、D.K.リーRI 会長代理の母国、大韓民国「愛国歌」を演奏、続いて、「君が代」「奉仕の理想」を斉唱し本会議に入りました。物故会員を偲ぶ黙祷の後、神野ガバナーの挨拶並びに現況報告があり、RI会長代理が英語で挨拶をされました。通訳は名古屋和合ロータリークラブの福田哲三幹事がされました。次に社会奉仕委員会の杉浦文雄委員長、内藤教恵副委員長から映像を使ってRCCの報告が行われました。そして国際奉仕委員会の鈴木宏司委員長、青少年奉仕委員会の岡田雅隆委員長からも同じく映像を使って報告発表がありました。
午後の部のオープニングを飾っていただいたのはRI 2760 地区大会記念合唱団の皆様でした。ロータリークラブ所属の6合唱団60名に加え、賛助出演として、名古屋市立向陽高等学校合唱部、愛知県立名古屋西高等学校合唱部40名による「ふるさとの四季」のメドレー合唱でした。
今回の地区大会記念事業として、愛知県と防災協定を締結しました。大村秀章知事と神野ガバナーによる署名締結をし、寄付の目録贈呈、感謝状の披露の後、ご挨拶をいただきました。
続いて、加藤陽一パストガバナーからワールドフード+ふれ愛フェスタの報告があった後、名古屋市教育基金・「高校生の夢実現応援事業」への寄付目録の贈呈を行い、河村たかし名古屋市長にご挨拶をいただきました。
その後、神野ガバナーから地区大会決議報告があり、感謝状の贈呈、記念品の贈呈、各種表彰に入りました。昨年度の意義ある業績賞は名古屋大須ロータリークラブの岡村隆德会長がD.K.リーRI会長代理から受賞されました。前年度の表彰は服部良男パストガバナーから表彰がされました。ロータリー関連の表彰が終わったところで、村井總一郎ガバナーエレクトの紹介・挨拶、伊藤靖祐ガバナーノミニーの紹介が行われました。ここで、午後の部前半が予定通り終了し休憩となりました。
ファミリープログラムの皆様が、大須観音、ノリタケの森の見学から戻られたところで今回のハイライト、池上彰さんの講演が始まりました。演題は「グローバル化と自国第一主義」。地区大会直前に衆議院の総選挙があったこともあり、日本の政治の話からグローバルな世界の話まで多岐に亘り、会場を埋め尽くしたロータリアンが聞き入っていました。講演を終えた池上彰講師へ万雷の拍手が響き渡りました。
2017-18 年度地区大会を予定通り2 日間、順調に行えましたのは、ロータリアン関係各位のご支援、ご協力の御蔭と感謝しています。また、いろいろご指導いただきました神野重行ガバナー、ガバナー事務所の皆様、名古屋名駅ロータリークラブの地区副幹事・スタッフの皆様、そして、加藤定伸地区幹事に感謝とお礼を申し上げまして地区大会の報告といたします。