2018年1月号
【連載】クラブ紹介 名古屋南ロータリークラブ
【連載】クラブ紹介(4 回目)
名古屋南ロータリークラブ
1957(S32).4.1. 加盟認証
会長 江口博寿
名古屋南ロータリークラブは、2017 年4 月、創立60 周年を迎え、厳かな記念式典とソプラノ歌手幸田浩子さんのアトラクションによる華やかな祝宴で、記念すべき日をクラブの歴史に刻むことが出来ました。
60 周年記念関連事業として、瑞穂公園内、山ももの丘にソーラーモニュメント灯を寄贈、11 月には吹上ホールにて、「忘れない 3.11...東日本大震災から学ぶ」というテーマの下、陸前高田市の戸羽市長の特別講演、蟹江篤子アナウンサーによる絵本の読み聞かせ、陸前高田市出身のメゾソプラノ歌手菅野祥子さんのミニコンサートなどもあり、最後に、当クラブ有志が舞台に上がり、多数参加頂いた会場の皆さんとともに唱歌「ふるさと」を合唱し、有意義な時間を共有致しました。
また、毎年クリスマス前の土曜日には南区のだいどうクリニックにて、だいどうオーケストラクリスマスコンサートに、当クラブカラオケ同好会中心の有志が合唱で賛助出演し、観客の子どもさんへおもちゃのプレゼントをしております。
今年度は、名古屋市内25RC 社会奉仕委員会支援事業として、共同で市内の児童養護施設と乳児院計16 か所に、各所が希望する絵本書籍を寄贈、その一環として、9 月には中区にある「衆善会乳児院」にて書籍贈呈式や会員による紙芝居や本の読み聞かせを行いました。
また、地区補助金を利用して、特別養護老人ホーム「なごやかハウス滝の水」に、現在不足気味である車椅子2台と介護用品を寄贈し、合わせて11 月11 日の介護の日の「なごや介護の日フェア」(栄・もちの木ひろば)のブースにて、社会奉仕委員会の歯科医師を中心に、来場者の骨密度測定による健康度のモニタリングと口腔ケアに関する相談を実施しました。
クラブ戦略委員会については、当クラブは、1992 年発足の長期ビジョン協議会を持ち、以後25 年間、中長期的な視点からクラブの在り方、運営、活動等について審議を重ねてきました。現在の第8 次協議会は、前年度はクラブでの危機管理委員会の設置、今年度は社会奉仕活動の在り方について審議がなされております。
当クラブは数年前まで120 名前後の比較的安定した会員で活動して参りましたが、ここ数年間会員数が減少し現在109 名となっておりますが、鋭意新会員の募集活動を続けており、なかなか次の世代に繋げるのが容易でない中、最近退会された会員のご子息に入会して頂きました。会員相互の親睦には以前から定評のあるクラブとして、楽しく意義ある例会を中心に、延べ人数200 名以上となる同好会活動も利用しつつ、喫緊の課題の会員増強を実現したいと思います。
なお、前年度のMy Rotary 登録実績により、地区大会においてガバナー特別賞を、また、ロータリー財団地域セミナーにおいて、クラブカード部門で「ロータリーカード・ベストクラブ賞」を受賞しました。