2018年1月号
「職業奉仕月間」に寄せて
職業奉仕委員会 委員長
匹田雅久(豊橋北RC)
2016 年の当地区の地区大会研修セミナーにて、群馬の本田博己パストガバナーが「RIが考える職業奉仕」を講演されました。これは今までに教えられ、勉強してきたシェルドンの経営学から来る日本の職業奉仕とは全く違うと言ってもいいと思える内容でした。
講演を聞いた直後に、委員会のメンバーと話をして「RI や本田氏の考えは一部の方の意見であり、あまり深く考えないようにしよう」と言う結論で過ごしてまいりました。
「職業奉仕」はロータリーの根幹か? と言う表題で、2017 年の1 月号のロータリーの友に本田パストガバナーの投稿が大きく掲載されました。これを受けてロータリーの友の中で、職業奉仕の重鎮の方々から意見が掲載されましたが結論の出るものではありません。
当委員会は、それぞれの委員に宿題を出し職業奉仕の教本と言われるものを読んで感想を聞き取り勉強し議論をしました。私や鋤柄副委員長は職業奉仕の他地区の講演を聞きに伺ったり、勉強会に参加させて頂きました。
今、日本の職業奉仕にとって岐路に差し掛かっているかも知れません。
2017 年11 月30 日は、地区職業奉仕委員長会議にて、「職業奉仕のとらえ方」の卓話を二人の講師の方々からお聞きして、皆さんでディスカッションをして頂きました。
その内容を各クラブに持ち帰り、1 月の職業奉仕月間にテーマにして頂き議論をして頂きたいと思います。また、その報告を楽しみに待ち、纏めてみたいと思います。