2018年1月号
第4回青少年交換オリエンテーション
地区青少年交換委員会 委員長
髙木政義(名古屋大須RC)
地区青少年交換委員会では派遣候補生、受入学生(INBOUND)のためのオリエンテーションをほぼ1年を通じて実施しています。オリエンテーション開催の目的の一つに情報交換があります。帰国生、学友も毎回参加します。派遣候補生は受入学生から海外事情を、帰国生からは派遣先での生活(高校への通学、授業内容、ホストファミリー関係)状況を具体的に聞くことができます。それらは派遣希望国選別の判断材料となり、出国までにどんな準備が必要かを知ることができます。2017年8月の大府「あいち健康の森」で第1回が開催されました。//派遣候補生 ガバナー事務所会議室//第3回のオリエンテーションより学生のみでなくその父兄も原則出席義務者となっています。父兄がロータリーの青少年交換事業を理解していることは円滑な事業運営に必須とみられているからです。研修には「派遣学生のための交換の手引き」をテキストの一つとして使用しています。第3回ではロータリークラブの基本的なこと(目的、歴史、仕組)を、今回は青少年交換プログラム概要と事前に準備すべき事などを学習しました。心構えでは、学生の親離れ、親の子離れが話題の一つです。来年夏の出国まで準備すべきことは多く12月の第5回オリエンテーション以後も派遣候補生の努力が望まれます。 //受入学生//11月で来日3ヶ月になります。日本での体験をより豊かにするために多くの課題があります。やはり日本語の習得が一番の課題です。来日時点で学生の日本語レベルに相当の差があります。簡易なテストで状況チェックをしています。今回は社会見学の一環でROTEX 引率により「ノリタケの森」を見学しました。クラフトセンターでのボーンチャイナ製造工程、ノリタケミュージアムでのさまざまな展示品などに興味いっぱいでした。窯壁、ビオトープなどのある庭の散策も楽しみました。今後も日本、愛知を知るための来日学生が興奮するような見学プランを検討していきます。