2018年2月号
「平和と紛争予防/ 紛争解決月間」に寄せて
奨学基金・平和フェローシップ委員会 委員長
長谷川 龍伸(名古屋丸の内 RC)
2月は「平和と紛争予防/ 紛争解決月間」です。また、ロータリー創立記念日である2月23日からの1週間は「世界理解と平和週間」とされています。
2月の月間にちなみ、当委員会の活動をQ&Aでご紹介します。
Q 「ロータリー平和フェロー」の制度はいつ始まりましたか?
A 2002年に始まり、今年で17期目を迎えます。全世界に、2年間学ぶ博士号コースが5センター(アメリカ、イギリス、オーストラリア、スウェーデン、日本)、3ヶ月修了の短期コースが1センター(タイ)あります。
Q 定員は何人ですか?
A 博士号コースが最大で50名、短期修了コースが最大で50名です。
Q 日本からは何名参加していますか?
A 16期生までで、全国で合計35名が参加しました。17期生は、3名が最終合格しました。
Q 当地区(第2760地区)からは何名参加していますか?
A これまでに水野ショー真希さん(9期生)、澤屋奈津子さん(14期生)、宇治川貴史さん(15期生(留学中))、藤本矩大さん(16期生(本年2月から留学予定))が参加し、さらに本年度、1名が最終選考を通過し、現在、提携大学からの入学許可を待っている状態です。手続が順調に進んで17期生となれば、当地区として5人目、4年連続の「ロータリー平和フェロー」誕生という快挙となります。いずれも、博士号コースの方々です。
Q 「グローバル補助金奨学生」と「平和と紛争予防/ 紛争解決」の関係は?
A グローバル補助金の支給要件である重点6分野のひとつに「平和と紛争防止・解決」が挙げられており、海外の大学院で「平和と紛争防止・解決」を専攻する留学生も「グローバル補助金奨学生」になれるという関係にあります。
Q 当地区からの留学生に「平和と紛争防止・解決」を専攻する方がいますか?
A はい。イギリスのブランダイス大学に留学し、昨年12月に帰国した方は、「紛争解決と共存」に関する修士課程を履修しました。また、現在申請手続き準備中の方の中にも「平和と紛争防止・解決」の専攻を希望される方がいます。
当委員会は、このように「平和と紛争予防/ 紛争解決」のための人材育成に努めており
ます。今後ともご理解、ご支援をよろしくお願い致します。