2018年2月号
【連載】クラブ紹介 名古屋東山ロータリークラブ
名古屋東山ロータリークラブ
加盟認証:1996(H8)10 月10 日
会長 森川辰幸
私たちは、東名古屋分区に属する名古屋東山ロータリークラブで会員34 名です。
今年度クラブ計画の策定にあたり、まず会員に対して負担をかけない組織づくりを目指しました。規定審議会の定款変更等も考慮し、これまでの5 大奉仕主体の委員会組織から奉仕委員会を包括的なものとしました。奉仕プロジェクト委員会の中に当クラブの奉仕事業の核である社会奉仕を配置し、職業奉仕委員会・青少年奉仕委員会を配するという形です。
これらの改編により前年度16 名の理事会メンバーが12 名になり、半数近くいた役員理事を25%減らしてとてもシンプルな組織作りをしました。しかしながら新しい組織形態の為、スムーズな運営を図る事に苦心しております。各委員会ごとの運営会議を十分に行なう為に、会議費用を多く取り、会員各々の意見を取り入れております。
また、実施出来た奉仕活動の一つが地区補助金を使ってのラオス水資源支援事業の実施です。
ラオスに水道塔施設を作り、学校や村民に水道での生活を享受してもらい、女性・子供達が行う日々の水汲みの重労働を最小限とする事が目的のもので、当初は施設寄贈だけでしたが、会員から「WFF でラオスの物品販売を行い、その売上を補助金事業とは別に寄付しよう」との意見が出ました。東名古屋分区本多ガバナー補佐にお話した所、販売を快諾して戴き、会員たちで手分けして物品販売を実施いたしました。
ラオスの地区補助金事業寄贈式では県知事・軍長( 市長)・村長・大勢の村人子供達・日本大使・田中パストガバナー・各地区委員長・ロータリアンに出席頂き、大々的に披露され各メディアで取り上げられニュースにもなりました。
この支援事業により、ラオスにロータリーの公共イメージの向上と国際親善ができ、また私自身としてもロータリーの支援事業をやり遂げた満足感に浸っております。
これ以外に奉仕活動は四養護施設対抗ボーリング大会、RCC として愛知池友の会、AJU車いすセンターへの支援活動も実施しています。戦略委員会としては、中長期の策定を目指す為に当初は細則・内規・慶弔規定の見直しを図りました。更に会員増強と退会防止に関しては、様々な要因が考えられるため、地区会員増強、他クラブの活動状況を参考にして、活動したいと思っております。これからも会員同士が自由闊達に話し合い、地域社会への貢献とクラブのイメージの向上を目指し、また会員同士の絆が深まるクラブを目指したいと思います。