ロータリークラブ(国際ロータリー第2760地区 ROTARY International District 2760)

月信WEB

2018年3月号

第2回青少年交換三者懇談会

20180314.jpg



地区青少年交換委員会 委員長
髙木 政義(名古屋大須RC)

2018年2月3日(土)
於:ウィルあいち

 海外からの学生(INBOUND)は昨年8月に来日して日本での生活を始めました。その前の7月に来日学生に対応する青少年交換事業関係者参加による「受入説明会」が開かれました。
 ホストファミリー、ホストクラブ、通学する高校の関係者の三者がその構成員です。これは三者がプログラム内容を理解し、お互いに各自の担当を知り、順調に事業を推進するための会議です。しかし関係者がいろいろと準備をしても他国の全く異なる環境からの学生を相手にすれば様々な問題、課題が発生するのは当然です。そこで委員会は「受入説明会」参加者の三者が現在抱えている問題点を発表して、委員会メンバーとともに議論、検討するため「三者懇談会」を開催しています。
 当地区で実施している青少年交換は長期の1年です。8月から翌年の7月までに来日学生の状況は変化します。8月9月では学生はホストファミリーとの生活、初めての日本の高校での授業などに適応するため一生懸命で、受入側も同様です。そのような初期の段階での10月21日に「第1回三者懇談会」を開催しました。夏から6ヶ月、学生も受入側も当初のある種の緊張感ある雰囲気が変化してきます。お互いに理解できる範囲が広がってきます。しかし課題がどんどん無くなるわけではありません。例えば学生の日本語習得レベルなどです。期間の折り返し時点での2月3日に「第2回三者懇談会」を"ウィルあいち"で開催しました。「三者懇談会」では来日学生全ての関係者が集まりますので、他の学生達の情報を入手することができ、問題事案、疑問点に他からの具体的なアドバイスを受けることができます。学生、受入側双方とも無意識で行っている事でも大きな差があることに気付かされます。些細なことも時とともに大きくなりギクシャクした関係が生まれてきます。問題の早期把握と解決が懇談会の主要目的となっています。
 懇談会終了後の懇親会では、会議室では出されなかった話題もあり有意義な場となっています。

20180314-2.jpg