ロータリークラブ(国際ロータリー第2760地区 ROTARY International District 2760)

月信WEB

2018年4月号

地区ローターアクト海外研修について

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2018年2月16日(金)~18日(日)
於:マニラ(フィリピン)

地区ローターアクト委員会委員長
西本一幸(名古屋南RC)

 2月16日朝、中部国際空港からフィリピン・マニラ行きの飛行機に乗り、18日までの3日間と短い日程ですが今年度の地区ローターアクトの海外研修が始まりました。ロータリーもフィリピンを支援していますがそれに合わせたわけではなく、アクターの個人的な交流に加え、APRRC(アジア・環太平洋国際会議)が7月にフィリピンで開催されることもあり研修先に選ばれました。マニラは人口160万人。マニラ周辺(メトロマニラ)は1,200万人近い人口があり、世界有数の都市圏のひとつであります。
 研修2日目は早朝から職業訓練学校を訪ね、ドネーションの贈呈と文化交流として日本の折り紙を用いて生徒たちと楽しく交流を行いました。昨年のWFFにお越しいただいた3780地区のChitoガバナーも挨拶に来られました。午後からはフィリピンのローターアクトの全国大会となる「PROCON」に参加し、趣向を凝らしたアトラクションやパーティーで各地のアクターと交流を深めました。
 夜はアクターとは別にChitoガバナーに食事に誘われ、ロータリー同士の交流も深められました。フィリピンのロータリーは奉仕活動が盛んであり、もちろん青少年奉仕にもかなり力を入れ、なかでも6歳から11歳向けのプログラム「RotaryKids」があるのには驚きました。まさに生まれてから死ぬまでロータリー、家族全員がロータリーという真の「ロータリーファミリー」がそこにありました。
 日本とは随分ロータリーに対する考え方が違うような気がしてならないですが、世界のスタンダートは恐らく彼らであるように思います。こうした海外研修は毎回多くの気づきと学びを与えてくれる大変貴重なプログラムであり、それが毎年実施できる地区はあまり他に類がなく、国際ロータリーの名にふさわしい、本当に素晴らしい研修であると言えます。今後とも是非継続してほしい地区事業です。アクターの皆さん、どんどん参加してください!20180425-2.jpg