2018年5月号
第26回地区RYLAセミナー
テーマ:ロータリーの寛容とリーダーシップ
2018年3月24日(土) 3月25日(日)
於:全トヨタ労連研修センター つどいの丘
ホストクラブ:瀬戸ロータリークラブ
RYLAセミナー実行委員長 大竹 一義
ホストクラブ会長 梶尾 輝雄
RI2760地区第26回RYLAセミナーが3月24日、25日の2日間、瀬戸ロータリークラブをホストとして全トヨタ労連研修センター「つどいの丘」で開催されました。受講生120余名の参加を得て、6分科会に分かれて行いました。分科会は高校生部門、大学生部門、大学生+社会人部門、社会人職業人部門に分かれ、荻原次晴氏の講演の後、テーマ「ロータリーの寛容とリーダーシップ」について討論を行いました。
1泊2日の当地区のRYLAセミナーは短期集中型です。分科会の時間を出来る限り長くとり、同じ年代の仲間の行動や意見、考え方を自分と照らし合わせます。そして、分科会を1つのチームとして捉え、チーム全体を一つの意見にまとめ上げていかなくてはなりません。リーダーとリーダーシップの違いなど、最初は答えが見えないものにみんなで定義付けを行い、全員の意見が揃うまで、繰り返し議論を続けます。
当地区のRYLAセミナーの魅力のひとつに、ヤングカウンセラーとしてRYLArian(昨年以前のRYLAセミナー修了生:RYLA学友)が、2名から3名、各分科会に配置され、受講生と一緒に寝食を共にして行動することがあげられます。ヤングカウンセラーが受講生を育てるシステムです。このヤングカウンセラーにもリーダーとサブの役割があり、リーダーは新人が担当し、サブとしてベテランが付き監督的な立場で補助していきます。ヤングカウンセラーにとっては青少年の指導者としての良い体験の場となります。ヤングカウンセラー、受講生の双方にとって学び、育つ機会となるのです。
2日間のプログラムは日頃の生活では体験できない空間を作り出し、人間そのものを見つめます。良い人間関係や創造力を育て、リーダーシップとは何か、考え方、行動する勇気を感じ取ります。そして、ロータリーの奉仕の理念、組織的な生活をするための共通の理念を学びます。
最後に、RYLAセミナー修了証(Awards授与)を渡し、第26期RYLArian(ライラリアン)の誕生です。今後、彼らが地域や職場でリーダーシップを発揮し、青少年の指導者として活躍してもらえる夢を抱き、私たちは益々充実した内容のRYLAセミナーを開催していきたいと考えています。
執筆者:地区RYLA委員長 竹内幹尚(豊川)