海外研修・香港で学んだこと
地区ローターアクト委員会
委員 山口耕平
3月15~17日の3日間で、RAC海外研修に参加してきました。参加者は29名(ロータリアン2名、アクター27名)です。今年の海外研修は「世界ローターアクト週間」に合わせた日程で香港へ行って参りました。海外研修の目的は「海外のローターアクターとの交流を通じて、その国の伝統・文化の相互理解」です。
最初に、香港歴史博物館で四億年前の化石や生態系の仕組みなどの展示があり、展示物を見学した中には石器時代で人間が使っていた土器などがありました。
展示されている土器や石刀の形は、日本の展示会で見る物と変わらない感じを受けました。
香港の歴史を学ぶことで、知識を高められたと思います。
今回、参加した29人が5チーム(1チーム5~6名)に分かれ、香港のアクターも各チームに2~3名加わり親睦を深められるように工夫されていました。最初に訪問したのは、香港理工大学で学内を香港ローターアクターが案内をして頂く形で行いました。
学校で学ぶ生徒は、国際色豊かで各国からの留学生が多いとのことでした。渡航前は、言葉の壁について心配をしておりましたが、チームの中には、英語が得意な方、少しできる方など振り分けられており、コミュニケーションは取れたと思います。香港のアクターには、日本語が堪能な方も居て、助かる場面もありました。午後は、各チームに与えられたミッションをクリアーするために、参加者が意見を出し合いながら行動しました。移動中は、現地のアクターから香港での生活環境や習慣など、現地で生の声を聞けたことが良かったと思います。
そして、夕方から世界ローターアクト週間に合わせて、3450地区(香港)内のロータークラブが一同に集まって行われる式典に参加させて頂きました。式典では、3450地区内のローターアクトクラブの活動内容等の発表があり、今後の参考にしたい事例も聞くことができました。また、式典内で2760地区のメンバーが登壇し紹介され日本での活動報告など行いました。香港のアクターと長い時間一緒に過ごせたので、仲良くなり帰国後も交流が継続しています。
ローターアクトクラブは世界中にあり、今後も地区内のローターアクターが「海外のアクターと交流できる貴重な場」となる事業にしたいと思いました。
委員会