岩月 雅章
いわつき まさあき
名古屋中RC
ご挨拶
ロータリーの青少年交換事業とはRIのプログラムに基づき世界100カ国以上で行われているプログラムで、年齢も15歳から19歳までの学生が海外に1年間程滞在して、その国の言語や文化を学び、また自国の文化を世界に広める国際親善大使です。交換事業であるので、派遣した国から同数の学生が来日します。現在2760地区では約10名程の交換事業を行っており、派遣国もアメリカ、カナダ、フランスを始め6か国行っております。
この交換事業には、ロータリアンの方々のご協力が必要で、来日学生を受け入れて例会やクラブ行事に参加し、ホームステイします。今年度もご協力とご理解をお願い申し上げます。
委員会紹介
ロータリーの青少年交換プログラムは高校生のための1年間の交換留学プログラムです。即ち、各国のロータリークラブ同士がそれぞれの地域の高校生を海外に派遣すると共に、派遣先から高校生を受け入れて、相互に交換留学を行うプログラムです。主催及び、責任団体はロータリークラブですが、ロータリーの世界組織である国際ロータリーにおいても公式プログラムと位置付けられ、世界的な規模で実施されています。このプログラムの目的はロータリーを通して、ホームステイや地元の高校に通い、外国に文化や言葉、習慣の全く異なる外国での生活体験をすることによりそれらを理解して、国際感覚を身に着け、国際相互理解と世界平和の推進を図るものです。また、留学生は日本と外国との間に「友情の架け橋」を築くことで、留学先の文化や習慣を体験することではなく、自国を紹介し、「国際親善大使」として活躍してもらうものです。RI第2760地区では1968年より青少年交換事業がはじまり、毎年10名程の高校生が交換留学をしています。派遣先はアメリカ、カナダ、フランス、スイス、フィンランド、ブラジルなどの国に派遣をしています。地区青少年交換委員会では、2018-19年度の村井ガバナーのテーマ「あなたの街からロータリーを」を基本理念として「あなたのロータリークラブから青少年交換留学生を」を年間テーマとして進めていきたいと思います。従来からの傾向ですが、地区内ロータリークラブの交換事業の関りを見ますと偏りがみられ、毎年事業に参加していただいているクラブもあれば、その一方で全くかかわりを持たないクラブも数多くあるのが現状です。2018-19年度は青少年交換事業のPRに積極的に勤め、認知度の向上に努めます。派遣生や来日学生においても、積極的にオリエンテーションを行い、帰国生(ROTEX)とも連携をして、積極的に地区行事に参加します。本年度も青少年交換プログラムに対するご理解とご協力をお願い申し上げます。
青少年交換委員会は大きく分けて3つに分野に分かれます。1つ目は海外から来日するインバウンドです。毎年8月中旬頃来日して、翌年7月頃帰国しますので、約1年間日本で生活します。来日する学生は、必ずホームステイして生活をします。その間地元の学校に通い、文化や習慣そして言語を学びます。また海外からの親善大使として、自国の文化を広めます。今年度は、新たにROTEX主催のキャンプも青少年交換プログラムの中に取り入れて一層の文化交流に励みます。
次に日本からの派遣生です。この事業は交換留学ですので、来日して学生のロータリークラブの地区に同じように約1年間へ派遣します。派遣までには選考試験を経てオリエンテーションを毎月実施しています。オリエンテーションではロータリーの青少年プログラムを理解してもらい、派遣先での1年間の生活に少しでも早く順応できるように指導します。また、他地区との合同事業である白馬スキー研修などにも参加して他地区の留学生や派遣生とも積極的に交流を図ります
派遣候補生、来日学生の次は帰国生です。1年間の留学を終えた学生たちはその成果や、他国での1年間の思い出を発表します。今年度は地区大会の1日目に行われる青少年フォーラムで、派遣生一人一人が発表をします。また、帰国生は次年度に派遣をする派遣候補生の世話役になり自分の体験をもとに的確なアドバイスをして、派遣候補生が現地で少しも早く地元の生活に溶け込むように指導します。また、海外では学校での授業の様子や生活が大きく違いますので、帰国生や地区委員でアドバイスします。こうして地区青少年交換委員会のプログラムはエンドレスで続いていきますので、青少年交換事業へのご理解とご協力をお願い申し上げます。