国際ロータリー第2760地区2018-19年度地区委員会紹介

地区委員会

奨学基金・平和フェローシップ委員会

奨学基金・平和フェローシップ委員会

長谷川 龍伸
はせがわ たつのぶ
名古屋丸の内RC

ご挨拶

「奨学基金」事業は、海外の大学院で重点6分野について学びたい方がグローバル補助金奨学生として留学できるようお世話をするものです。毎年継続して奨学生を生み出しています。また「平和フェローシップ」事業は、研究実績のある方が海外にある「ロータリー平和センター」で平和と紛争解決についてさらに研究を深められるようお手伝いをするものです。「平和フェロー」は1年に全世界で約100名、日本で約2名という狭き門ですが、当地区は4年連続で「平和フェロー」を輩出するという成果を上げています。本年度も、ロータリーが提唱するより良い社会の実現に向けて、その人材育成に貢献したいと考えています。

委員会紹介

ロータリー財団「未来の夢計画」に基づきグローバル補助金を使って奨学生を海外の大学に留学させる奨学金事業と、世界6大学にあるロータリー平和センターで平和と紛争解決について学ぶ平和フェローを支援する活動を行っています。いずれも、海外留学のための奨学金を支給することによって、「平和と紛争解決」を含む重点6分野を推進する人材を育成することを目標としています。また、ロータリーファミリーである財団学友のお世話もしています。

グローバル補助金奨学生事業

海外の大学院修士課程において、「6つの重点分野」(平和と紛争防止・解決、基本的教育と識字率向上、経済と地域社会の発展、疾病予防と治療、水と衛生設備、母子の健康)に該当する専攻課程で1年から最長2年の修学に、グローバル補助金を使って米貨30,000ドル以上の奨学金を提供します。応募条件は、海外の大学院修士課程で「6つの重点分野」のいずれかに該当する専攻過程に合格する見込みがあることに加え、1.優秀な学業成績を持つと共に、親善使節としての素質を持っていること、2.指導力、独創力に富み、順応性、思慮分別を持ち、目的に対し誠実であること、3.留学国の言語に熟達し、講義を理解し、講演し、報告書を作成することが出来ることなどです。委員会で書類審査、面接審査などを行い、財団本部への申請のお手伝いをする他、海外へ留学した奨学生のお世話をします。

平和フェローシップ事業

世界6大学(クイーンズランド大学(オーストラリア)、ウプサラ大学(スウェーデン)、ブラッドフォード大学(イギリス)、ヂューク大学・ノースカロライナ大学(アメリカ)、国際基督教大学(日本)、チュラロンコーン大学(タイ))にあるロータリー平和センターで、平和と紛争解決について学ぶ平和フェローを、資金面、生活面で支援します。平和フェローは国際関係や平和と紛争予防・解決の分野で職務経験のある人を対象としており、平和のための活動経験があることが望まれます。卒業生の多くは、政府、NGO、国連や世界銀行などの国際機関に就職したり、または法律関係や教育分野でキャリアを築いています。委員会は、平和センターへの応募にあたり候補者を推薦したり、その後の研究生活のお世話をしたりします。

学友会支援事業

研究グループ交換(GSE)、職業研修チーム(VTT)や国際親善奨学生・グローバル補助金奨学生・平和フェローの各事業に参加した方々の集まりである財団学友会のお世話をします。毎年学友会総会を開催し、交流を深めています。


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