豊川宝飯RC
社会奉仕活動
開催日: 2018年8月4日~7日
豊川宝飯ロータリークラブ社会奉仕委員会事業報告
「折り鶴とキャンドルに平和の祈りを」
【事業報告】
かつて東洋一の兵器工場とも称された豊川海軍工廠があった場所に、戦争遺産を保存活用した"豊川海軍工廠平和公園"が今年6月9日開園しました。
豊川海軍工廠は、日中戦争から太平洋戦争へと戦局が進む昭和14年に全国で6番目となる海軍工廠が開庁し、海軍の航空機や戦艦などに装備する機銃と弾丸を主な生産品としていました。最盛期には5万人以上の人々が働く巨大兵器工場でした。しかし、昭和20年8月7日の空襲で壊滅的な被害を受けて、学徒動員を含む2,700人の尊い命が犠牲となるなど悲しい歴史を刻んだ場所でもあります。公園内には、歴史の生き証人である火薬庫や信管置き場などの戦争遺産が保存されています。
多くの市民の皆さんに、この公園を知って頂くPRイベントを8月4日~7日に開催しました。犠牲となった人たちと同じ2,700羽の折り鶴展示と2,700個のLEDキャンドル展示をして空襲犠牲者の追悼と恒久平和への願いを込めました。LEDキャンドル展示は、地元高校生ボランティアの協力を得て、一つの絵を完成させました。イベント開催期間の8月4日~7日の公園来場者は1,033名で、通常の土日よりも多くの方が来場されました。イベント通じて多くの市民の皆さんに知って頂く機会になりました。
執筆者
豊川宝飯ロータリークラブ 社会奉仕委員長 中村嘉輝
【告知】
豊川市には、日中戦争から太平洋戦争へと戦局が進む昭和14年に全国で6番目となる海軍工廠が開庁し、海軍の航空機か戦艦などに装備する機銃と弾丸を主な生産品としていた豊川海軍工廠がありました。昭和20年8月7日に空爆により工廠内で働いていた学徒動員を含む2,700名の尊い命が犠牲となりました。
この戦争遺産を保存活用した「豊川海軍工廠平和公園」が今年6月9日に開園しました。この公園をより多くの人たちに知って頂くためのイベントを8月4日~7日まで開催します。メインイベントは、空襲犠牲者の追悼と恒久平和への願いを込めて、折鶴2,700羽、LEDキャンドル2,700個を展示します。
チラシ:豊川宝飯RC平和公園.pdf