クラブ事業 告知・報告

津島RC

社会奉仕活動

【告知】ロータリーデー・津島の抹茶文化探訪

開催日: 2018年10月21日

2018-19年度地区補助金事業

ロータリーデー・津島の抹茶文化探訪

津島ロータリークラブ
社会奉仕委員会 委員長 堀田力男

【趣旨・目的】

津島は古くから「信長の台所」として語られ、戦国武将織田信長の経済基盤を支えてきた商都であり、現在でも市内の町屋には当時の隆盛を反映し、贅を尽くした茶室が数多く残っています。縁側茶などに代表される独特の抹茶文化も、今なお暮らしの一部として、形式には拘らず茶を点て飲むことを楽しみとして地域の人々の間で連綿と受け継がれています。

しかしながら、高齢化や核家族化などが進み、一部には維持管理がままならなくなってきているのも現状であります。

日本特有の伝統文化である茶室や独特の茶の湯文化が色濃く残るこの地域の皆様に貴重な茶室の見学会や、国指定重要文化財の堀田家住宅での茶会やお月見茶会に参加していただき、津島固有の抹茶文化という観点から津島の歴史や文化の再発見をしていただければ幸いです。

今回、特に貴重と言われる茶室については、画像やその謂われとともに詳細に採寸した平面図などを一つの冊子に纏め、後世への貴重な記録資料として行政・学校関係、図書館などに寄贈保管していただく所存でございます。

津島商工会議所をはじめNPO法人まちづくり津島や淑徳大学、津島東高校の生徒の皆さんにもご協力を願い、茶会での研究成果の発表や、津島東高校インターアクトクラブによる国際ロータリーの悲願であるポリオ撲滅運動の募金も同時に行いたいと思います。

また、この事業を推進するにあたりロータリーの日々の活動も地域の皆様に紹介し、クラブと地域社会との繋がりを深めイメージの向上を図るために「ロータリーデー」として位置づけいたしたいと思います。

地域の皆様や次代を担う若者たちが、いにしえから連綿と続く固有の文化に触れ、その魅力をさらに次世代へと継承していくことが、津島固有の特色ある伝統文化を未来に向けて守り通していくことに繋がっていくものだと確信しております。

趣旨ご賢察いただきまして、ご協力ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。


日  時
平成30年10月21日(日) (1)午前10時~午後3時(予定)
           (2)午後 6時~午後8時(予定)

場  所
国指定重要文化財堀田家住宅、及び津島旧市街

主  催
津島ロータリークラブ

共  催
津島商工会議所・津島東高校インターアクトクラブ

協力団体
NPO法人まちづくり津島・津島東高校・清林館高校・津島市観光協会・津島神社・西尾張CATV・FMななみ・愛西市観光協会・愛知淑徳大学・津島市社会教育課・津島ガイドボランティア・その他

後 援
津島市・津島市教育委員会・愛西市・愛西市教育委員会

【事業コンセプト】

  1. 茶室等の記録作成及びその保管を行うことによる文化的建造物保存の一環とする。
  2. 地域固有の伝統文化を活かした町おこしの一環とする。
  3. 地域固有の伝統文化に青少年が接することで郷土愛を深めることができる機会とする。
  4. ロータリーデーとして位置づけする。

【事 容】

  1. 当日、津島ロータリークラブの例会を行う。
    会場委員会による設営及び運営。
  2. 国重文堀田家住宅に於いて茶会の場を設ける。400杯予定。
    表千家服部社中・市社会教育課・淑徳大学・津島東高校・NPO法人まちづくり津島等による協力
  3. 旧市街の町屋に在る茶室見学会を行う。
    4~5か所の茶室見学及び新規作成の冊子にて説明。ガイドボランティアによる引率説明。ロータリークラブのメンバーも共に参加し地域の方との交流を深める。
  4. 茶室の冊子作成。1000部作成予定。
    10月初旬に完成させる。事業当日に配布・茶室の画像や平面図等をメインとし、30~40ページほどのもの。
  5. NPO法人まちづくり津島と共催して「お月見灯篭イベント」を堀田家住宅で行い、人数限定の茶席も設ける。

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