名古屋南RC
社会奉仕活動
開催日: 2018年10月14日
報告:社会奉仕委員長 今井浩詞
名古屋南ロータリークラブは、青少年育成事業として、社会福祉法人「愛知県母子寡婦福祉連合会」と連携して、ひとり親家庭の親子に対する職業体験と親子が一緒に癒しのひと時を過ごすクラシックコンサートを行いました。職業体験には延べ145人が参加。最終日となる10月14日には、名古屋音楽学校(名古屋市中区新栄町)でディズニークラシックコンサートと職業体験発表会を実施。
連合会の山本広枝理事によると、ひとり親家庭の子どもは二人に一人が相対的貧困に該当。世帯平均年収は181万円と厳しく「教育や体験格差が低学力や低収入につながり、貧困の世代間連鎖が生まれている」と言われています。こうした中、幅広い職業を体験してもらうことで「仕事の楽しさを実感してもらい、将来に夢や希望を持ってほしい」と社会奉仕委員会が企画して実現しました。
同RCでは、大同病院(看護師)を皮切りに、NHK名古屋放送局(アナウンサー)、たきこ幼児園(保育士)、フジパン(パン&サンドウィッチ作り)などを体験しました。
最終日は、愛知県在住のひとり親家庭の親子(幼児から中学3年生まで)を招待し、ディズニークラシックコンサートと職業体験発表会を実施。第2部では会場の名古屋芸術大学の音楽療法士が講師となり、音楽療法を体験する企画を行いました。
参加した児童らは、初めて触れる楽器などに夢中となり、子どもたちに合わせて弾かれるピアノ演奏とのコラボが会場に彩りを添えていました。このプログラムを通じて、子ども達の可能性は無限大であり、子どもの時の体験が将来の職業選択の際の一助となれば、地域に根ざした社会奉仕と職業奉仕事業となり、地元社会への還元となり得ると考えます。この様な取り組みを続けてほしいと参加者からの要望も多くあり、今後も検討したいと思います。
NHK職場体験
大同病院職場体験
クラシック音楽風景
音楽療法士体操