豊橋ゴールデンRC
周年式典等
開催日: 2019年2月11日
豊橋ゴールデンロータリークラブ
雑誌委員長 辻 信之
豊橋ゴールデンロータリークラブ創立30周年記念事業
倫理観ある職業人の人作りを通して明るい住み良い社会を目指す豊橋ゴールデンロータリークラブは、2月11日に豊橋市の穂の国とよはし芸術劇場プラット主ホールにて、創立30周年を記念し、市民公開シンポジウム「街づくりは人作り~今を生きる私たちが未来の善き先人になろう~」を開催し、日本バスケットボール協会会長の三屋裕子氏による基調講演と4人のパネリストによるパネルディスカッションを行いました。この記念事業を企画した契機は、弊クラブの所在する豊橋市が平成29年3月24日に首相官邸で開催された第6回未来投資会議において国家プロジェクトのローカル・アベノミクス政策「スポーツを核とした地域活性化プロジェクト」の一つに推挙され、佐原市長が地域交流の拠点とする新アリーナ構想をプレゼンテーションしたことであります。今、豊橋市はその機運が高まっております。また、来年夏の東京オリンピック、パラリンピックでは日本中で国民が熱狂し熱く盛り上がることが予想されます。このような状況の中、記念事業はグローバルな視野で豊橋のひいては東三河の未来を築くために、『夢をもつことが地域を変える大きな力となる』ことを考える市民が一人でも多く生まれることを願っての開催でした。その内容は、少子高齢化による人口減少社会が進む日本で、ローカルな街、豊橋はどうなっていくのでしょうか?私たちは都市間競争激化の中で豊橋を埋没させる訳にはいきません。未来の基本は「今」にあります。今を生きる私たちは未来の善き先人となる使命があります。思想家エマーソンは街づくりについて「街づくりとは都市の大きさや人口、そして収入の多寡ではない。その街が如何なる人をつくったかによる」と街づくりの本質を語っているように、街づくりはその街に住む人の「自分たちの街は自分たちでつくる」という街づくりへの参加意識が大きく影響します。そこで、未来の輝く街を目指し、歴史、文化、スポーツを切り口に「自分たちの住む街は自分たちでつくるという気概をもつ人をつくる」ことでした。
当日は600名を超える市民の方々にご参加いただき、記念事業のテーマ「街づくりは人作り」を訴えることができました。同時に本年度の地区活動方針「あなたの街でロータリーを!あなたの街からロータリーを!」の実践活動としてロータリーの公共性イメージを市民の方々へ伝えることができた記念事業となりました。