マクシムチュク ユリアさんをお迎えして
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開催日：2022-05-24
名古屋城北RC 会長 竹内 淑江
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名古屋城北RCは、5月24日(火)の例会でウクライナから愛知県に避難されている「マクシムチュク ユリア」(27歳)さんををお迎えし、会員よりご支援いただいた義援金を直接お渡しいたしました。ユリアさんは愛知県に住むお姉様のもとへ、3月下旬にポーランド、パリ、韓国を経由して避難されました。彼女は例会で戦争が始まった日の朝からのことを次のように話してくれました。
「仕事に向かおうとすると頭の上を大きな音を立てながら見たこともないものが通過していきました。何が起こっているのか全く分からない状態で職場につくと、上司が『戦争が始まった』と教えてくれました。2日後、避難が始まり幼稚園の地下を避難所として使用することとなりましたが、避難のために作られた場所ではなかったため、水たまりがあるなどとても汚れた場所でした」
その後、日本に住むお姉様との連絡が取れ日本に避難することが出来たそうです。ただ日本までの道のりは決して容易いものではなく、ポーランドに移動するまでの列車も途中ロシアの軍隊が近づいて来たため、停電し声も出せないような環境であったと涙ながらに私たちに話してくれました。
今回、名古屋城北RCは独自に「目に見える支援をしたい」という全会員の熱い思いから、ユリアさんに直接、例会で義援金をお渡しいたしました。そして今後の日本での滞在期間、私達クラブで出来る限りのサポートをしていきたい気持ちを伝え、この日の例会を閉じました。
