24-25
ガバナー月信

Vol.7

2025.01.01

表紙

Governor’s Message

 新年明けましておめでとうございます。皆様方にとりましては素晴 らしい新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。
 今月は職業奉仕月間です。国際ロータリーの委員会から職業奉仕がなくなってから何年もたちますが、ロータリーの年間予定の中にはしっかり職業奉仕月間が残されています。ロータリーは職業人の集まりであることに変わりがなく、役立つ仕事はすべて価値あるものとして認識し、社会に奉仕する機会として自らの職業を高潔なものとしていくことはロータリーの大切な目的の1つだと思います。私自身も入会当初様々な職業人とお会いする事ができました。地域に長く根ざし愛される老舗の企業であったり、世界のあちこちに工場を持ち様々な製品を生産していたり、誰でも知っている企業で活躍されている方々、専門職としての仕事に従事し活躍されている方などです。昨年はガバナー公式訪問で地区内のクラブを訪問させていただきました。そこではさらに様々な職業の方々とお目にかかる事ができました。地域の活性化の為に様々な事業を興している方、長く地場産業に従事している方々など自らの職業をしっかり行う事で地域経済、地域社会に貢献している姿をまじまじと感じました。
 2024年10月23日に行われた職業奉仕委員長会議では、4つのテストの精神を企業の経営に直接取り込んでいる会社の紹介がありました。4つのテストの精神で社員に接し、事業を展開すると、その企業はしっかり発展していく事を改めて知ることができました。同期である2510地区の出村智佳子ガバナーは国際協議会で世界中のガバナーエレクトを前に、4つのテストについてスピーチをされています。出村ガバナーはその中で自らの行動は「いつもお天道様がみている」といわれ、4つのテストの精神を生活そのものの中に生かしていることをお話しされました。
 今、ロータリーは大きな変革をしようとしています。ロータリーの行動計画(方針)のもと、地域社会でまた自らのなかで持続可能な良い変化を生み出していかなければなりません。自らの得意な職業的能力を生かして奉仕活動を行っていくことも大切な事です。皆様の力で2760地区のロータリーが活気ある素晴らしい活動のできる地区となることを願っております。どのように変革してもロータリーの4つのテストの哲学は変わることなく、引き継がれていくものと確信しております。

国際ロータリー第2760 地区
2024-25年度
ガバナー
名古屋南ロータリークラブ所属