クラブ事業報告

木工工作教室を開催。 養護施設の子供達に「夏休みのふれあい体験」をプレゼント

開催日:2024-08-03

名古屋南RC 服部伸一

  • 木工工作教室を開催。 養護施設の子供達に「夏休みのふれあい体験」をプレゼント

  • 木工工作教室を開催。 養護施設の子供達に「夏休みのふれあい体験」をプレゼント

  • 木工工作教室を開催。 養護施設の子供達に「夏休みのふれあい体験」をプレゼント

    報告者 : 服部伸一

24~25年度の地区補助金活用事業として令和6年8月3日(土)に「養護施設の子供たちを対象とした木工工作教室」を名古屋木材会館で開催しました。
私の経営する会社は国産や輸入の木材を加工販売しており、同じく当クラブの会員で木材業界の嶺木さんや江口さんにも声をお掛けし、木材関連会社で働く若手の団体(名古屋木材青壮年会)の協力を得て当事業を計画・準備・実施しました。
参加者の募集は、名古屋市の子ども青少年局にお願いし、当初定員を35名と設定したのですが、予想以上に多くの応募があり、当日は名古屋市内の6つの養護施設から43名の子どもたちを木工教室にお招きしました。当クラブからは会長幹事が参加し、ロータリーの社会貢献活動についてチラシを配りPRしていただきました。
「杉の板材を使ったアクセサリーボックスの製作」をメインとして「丸太切り体験コーナー」、「ヒノキのブロックを使った積み木遊びのコーナー」を設けました。
事業開催の目的(意義)は下記3点です。
・子どもたちに工作物を「完成させる達成感」を感じてもらう。
・工作をアシストする私たちと触れ合い「大人と楽しくコミュニケーション」をとってもらう
・無機質な都会の生活環境で暮らす子ども達に自然素材である「木」に触れてもらう。

木工教室は大いに盛り上げり、製作時間に差があったものの全員が小物Boxを完成させることができました。一人一人の子供たちの屈託のない笑顔、一生懸命工作をする姿は、とても輝いていて、それぞれの未来について限りない可能性を感じました。
私自身も今回の社会奉仕活動を通して、とても有意義な経験をすることができました。参加いただいた佐藤局長様はじめ名古屋市の職員の皆様からも「とてもすばらしい事業ですね」とご評価をいただきました。
保護者がいなかったり、貧困であったり、虐待を受けていたりした養護施設の子どもたちは、心に傷を持つ場合があるといわれています。また他の子に比べて生活や勉強で十分満たされていないこともろうかと思います。
地域社会が“さりげなく”温かく“こどもたちを支えてあげることが必要だと感じました。