クラブ事業報告

豊田RC、地区補助金を活用して「とよた産業フェスタ」において介助犬PR事業を実施

開催日:2024-10-05

豊田RC 社会奉仕委員会委員長:廣部智映

  • 豊田RC、地区補助金を活用して「とよた産業フェスタ」において介助犬PR事業を実施

  • 豊田RC、地区補助金を活用して「とよた産業フェスタ」において介助犬PR事業を実施

  • 豊田RC、地区補助金を活用して「とよた産業フェスタ」において介助犬PR事業を実施

    報告者:廣部智映

10月5日、豊田ロータリークラブは、地区補助金を活用して、豊田スタジアムで開催された「とよた産業フェスタ」において介助犬PR事業を実施しました。2日間で10万人以上が来場し、企業や団体120団体が参加するこの大規模イベントにおいて、豊田RCは日本介助犬協会の協力を得て、介助犬のデモンストレーションや体験を通じて、来場者に介助犬の役割と重要性を啓発しました。
現在、日本では約59頭の介助犬が活躍していますが、潜在的なニーズは約15,000人にのぼります。介助犬は、落とした物を拾う、ドアの開閉、指示された物を持ってくる、履物を脱がせる、不測の事態が起きた時に人を呼びに行く、緊急ボタンを押すなど、多岐にわたる介助を行うことができます。しかし、1頭の育成には約250万円の費用がかかり、その約90%は寄付に頼っています。そのため、介助犬の認知度向上と普及、そして活動資金の確保が大きな課題となっています。日本介助犬協会は、これらの課題解決に向けて、寄付やボランティア、企業との連携など、多様な取り組みを進めています。
イベントでは、介助犬が障がいのある方の生活をどのように支援しているのかを来場者に体験してもらうプログラムを実施しました。介助犬が車いす利用者の落とした鍵を拾ったり、靴を脱ぐのを手伝ったりするデモンストレーションは、多くの来場者の関心を集めました。
今年度のクラブ重点方針である「ロータリーファミリーを巻き込んだ慈善活動」の一環として、RACのメンバー10名もイベントに参加し、介助犬体験やPR活動を行いました。彼らは介助犬と訓練センターの必要性を積極的にPRし、募金やグッズ購入を呼びかけました。
豊田RCは、この補助金事業を3年前から継続しており、今年度はその集大成として、市民に介助犬の重要性を広く知ってもらうことを目指しました。その結果、グッズ販売で100,500円、募金で37,002円の収益を得て、日本介助犬協会の活動に貢献しました。
この活動を通じて、多くの参加者が介助犬の必要性を理解し、多様性社会の実現に向けた意識を高めることができました。