クラブ事業報告

知立RCが「もしもに備える食と在宅避難」をパティオ池鯉鮒にて実施

開催日:2024-10-26

知立RC 社会奉仕委員長 山本直明

  • 知立RCが「もしもに備える食と在宅避難」をパティオ池鯉鮒にて実施

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  • 知立RCが「もしもに備える食と在宅避難」をパティオ池鯉鮒にて実施

    執筆者:山本直明

 10月26日、知立ロータリークラブは地区補助金を活用して、社会奉仕事業である防災フォーラム「もしもに備える食と在宅避難」をパティオ池鯉鮒にて実施しました。
今年1月には能登半島地震、8月には南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表され、防災体制の強化や市民の防災意識の向上が喫緊の課題になりました。今年度、加藤会長が方針で示された「今取り組むべきことを意識した事業運営」に基づき、知立市と共催で防災に関するフォーラムを企画しました。
 当日は主に4つの事業を実施しました。1つ目は知立市への防災品寄贈式です。ステージにて知立市長、教育長に避難所で使える新生児用ベッドと市内小学校用の防災図書が記された各目録を贈呈し、市の防災体制や学校での防災教育の強化を図りました。2つ目は株式会社オフィスRM代表取締役である今泉マユ子氏による講演会です。今泉氏は管理栄養士・防災士・災害食専門員など多数の資格をお持ちであり、今回は災害時の食や在宅避難のための備えについてお話をしていただきました。生活に身近でわかりやすい内容や、ポリ袋を用いた簡単な調理法であるお湯ポチャレシピや即食レシピのデモンストレーションもあり、最後の質疑応答に至るまで終始楽しい雰囲気で行われました。3つ目は災害食の試食会です。今泉氏の講演の中で紹介された即食レシピや尾西食品株式会社の協力によるアルファ米の試食を用意し、来場者に実際に食べていただきました。思ったよりおいしい、今度真似してみようという声も多数聞こえ、実体験から学びを深めていただくことができました。4つ目は防災関係の展示です。防災グッズ・防災パネルの展示や、知立市安心安全課・防災ママかきつばたのブースで直接来場者と積極的に交流し、啓発活動を行いました。
 当日アンケートの集計結果では来場者の95.5%が防災フォーラムに満足・やや満足と回答しており、防災意識が向上したと感じますかという問いに対しは来場者の100%が感じる・やや感じると回答しました。この結果からも今回の事業を通して参加者の防災意識の向上に貢献できたと手ごたえを感じています。またロータリークラブの活動に対して感謝のお言葉も多数いただき、会員一同の大きな励みとなりました。今後は来場者を通して本事業で発信した情報が多くの方に伝播していくことを願っています