25-26
ガバナー月信

Vol.8

2026.02.01

表紙

Governor’s Message

「平和をつくる、私たちの日々」

2月は、ロータリーの特別月間「平和構築と紛争予防月間」です。

世界に目を向けると、紛争や対立の報道が後を絶たず、現在の国際社会全体に、先行きへの不安を感じさせる空気が広がっています。今年6月には台湾で国際大会が開催される予定ですが、国や地域を越えた相互理解と対話の大切さを、あらためて意識させられる状況にあることも事実です。

こうした時代だからこそ、ロータリーが長年大切にしてきた「対話」と「相互理解」の価値を、あらためて胸に刻みたいと思います。私は本年度、折に触れて「錬集文成」という言葉をお伝えしてきました。異なる立場や考えを持つ人々が交わり合い、その重なりの中からこそ、美しい調和が生まれる。この言葉は、分断が語られがちな今の社会にこそ、必要な視座であると感じています。違いがあるからこそ語り合う意味があり、理解しようとする姿勢が、不必要な緊張や誤解を少しずつ和らげていくのではないでしょうか。

2025-26年度 RI会長は、「UNITE FOR GOOD ― よいことのために手を取りあおう」というメッセージを掲げています。国や文化、価値観の違いを越え、善意のもとにつながること。その積み重ねが、平和への確かな道をつくります。

私たちは例会の中で、ロータリーソングを歌います。とりわけ「奉仕の理想」の中にある「望むは世界の久遠の平和」という一節は、ロータリーが目指す平和が、一時的な安定ではなく、世代を越えて未来へと受け継がれていくものであることを、静かに、しかし力強く語っています。

そして、その未来を支える最も確かな力が、青少年育成だと思います。インターアクト、ローターアクト、RYLA、青少年交換、米山記念奨学事業などを通じ、若い世代が多様な価値観に触れ、相手を尊重し、対話する力を育むこと。それこそが、争いを未然に防ぎ、平和を次の世代へと手渡していく営みであると、私は確信しています。

第2760地区が掲げる「ともに学び、ともに地域社会に貢献しよう!」という方針も、まさにこの平和への道筋と重なります。

この2月、ぜひクラブの中で「平和とは何か」「未来のために何ができるのか」を語り合ってみてください。

よいことのために手を取りあいながら、私たち一人ひとりの日々の行動が、平和を育てていくことを信じています。

2025-26年度
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