クラブ事業報告

2025-26年度 社会奉仕事業(地区補助金事業)ご報告

開催日:2025-09-18

名古屋中RC 社会奉仕委員会委員長 橋爪 弘信

  • 2025-26年度 社会奉仕事業(地区補助金事業)ご報告

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  • 2025-26年度 社会奉仕事業(地区補助金事業)ご報告

    報告者: 橋爪弘信

2025年9月に地区補助金を活用した社会奉仕事業を実施しました。
「とどけ笑顔のハーモニー~命と向き合うすべての人へ~」をテーマに名古屋医療センターにおいて入院・通院治療する患者さんやその家族、医療従事者の方々に「音楽」を通じて心の癒しを届けるとともに希望を持ってもらおうという試みです。愛知県立芸術大学の協力を得て9月18日(木)は1階ロビーにおいて学生総勢20名による合唱コンサートを開催。およそ100名の方々に迫力ある素晴らしい合唱を聴いていただきました。「やさしさに包まれたなら」「荒城の月」「糸」「365日の紙飛行機」など秋の名曲にポピュラーな楽曲をまじえた演奏を披露いただき、最後は「となりのトトロ」で締めていただきました。看護師さんに付き添われてこられた入院患者さんやたくさんの先生・看護師の方々に立ち寄っていただき、本来の目的を十分に達成できたと感じています。当日の様子は東海テレビ、中京テレビ、中日新聞、中部経済新聞に取り上げていただきロータリーの公共イメージ向上にもなりました。
一方で、7月31日(木)と9月29日(月)には小児病棟内プレイルームにおいて少人数による楽器演奏会を実施。7月31日はフルート1名、9月29日はバイオリン&チェロの合計2名で、こちらも愛知芸大の学生さんに協力いただきました。病室から遠くに出られない子供たちやその家族に音楽を届けることが目的でしたが、楽器の演奏に耳を傾け、アンパンマンのマーチなど知っている楽曲が流れると笑顔になる子供を見て、本当にやって良かったと思いました。
今回はNPO法人愛知こどもホスピスプロジェクトの皆様にも協力いただきながら「病院」というとても難しい環境での事業にチャレンジしましたが、「音楽」というツールは老若男女問わずすべての人の心に届くものだと改めて感じました。一連の事業を通じて患者さんたちの心に希望を届けることに僅かでも貢献できた、とても有意義な事業となりました。